子宮頸がん・ヒブ(hib)・小児の肺炎球菌

更新日:平成29年6月30日

子宮頸がん・Hib(ヒブ)・小児の肺炎球菌予防接種について

平成25年4月1日より、子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス感染予防ワクチン)、Hib(ヒブ)ワクチン、小児の肺炎球菌ワクチンが定期予防接種になりました(全額公費負担)。なお、子宮頸がん予防ワクチンについては、国の決定に基づき、積極的接種の勧奨を差し控えています。接種にあたっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス感染予防ワクチン)

子宮頸がんとヒトパピローマウイルス感染について

 子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、近年20歳から30歳代に増加する傾向にあり、日本では年間約10,000人が発症していると報告されています。子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(以下「HPV(エイチピーブイ)」)が持続的に感染することで起こる病気です。HPV(エイチピーブイ)感染は、性行為によって感染する可能性があります。 HPV(エイチピーブイ)感染は、特別なことではなく誰もが感染する可能性があります。感染しても多くの場合、HPV(エイチピーブイ)は自然に排除されますが、ごく一部で、感染した状態が長い間続くと子宮頸がんを発症することがあります。発がん性HPV(エイチピーブイ)には15種類ほどのタイプ(型)があります。このうち、子宮頸がん発生の50から70パーセントに関わっていると推定されるタイプは16型と18型です。

効果

 定期予防接種の子宮頸がん予防ワクチンには2価の「サーバリックス」と4価の「ガーダシル」の2種類がありますが、どちらの子宮頸がん予防ワクチンも16型と18型のHPV(エイチピーブイ)の感染予防に効果のあるワクチンです。

対象年齢

小学校6年生から高校1年生相当年齢の女子(標準として中学1年生相当年齢の方)

接種回数・間隔について

子宮頸がん予防ワクチンには2種類あります。3回とも同一のワクチンを接種してください(途中で他のワクチンに変更することはできませんのでご注意ください)。

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス感染予防ワクチン)について
 

2価ワクチン

4価ワクチン

商品名

サーバリックス® ガーダシル®

接種回数接種間隔

  1. 1か月以上の間隔で2回(標準として1回目の接種から1か月の間隔で2回)
  2. 3回目の接種は1回目の接種から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔で1回(標準として1回目の接種から6か月の間隔で1回)
  1. 1か月以上の間隔で2回(標準として1回目の接種から2か月の間隔で2回)
  2. 3回目の接種は2回目接種終了後3か月以上の間隔で1回(標準として1回目の接種から6か月の間隔で1回)

接種の受け方

  1. 事前に指定医療機関へ予約をしてください。
    市内の指定医療機関・・・予診票は医療機関に備えつけてあります。
    市外の医療機関 ・・・事前に指定医療機関に該当するかどうか、子育て支援課子ども保健・発達支援係(保健センター内)へお問い合わせください。また、市外の指定医療機関で接種を希望される場合は、事前に予診票交付手続きが必要になります。母子健康手帳を持って、子ども保健・発達支援係へお越しください。
  2. 接種前日夜と当日朝に体温を測り、記録をとってください(予診票に記入欄があります)。予診票をお持ちの方(市外の指定医療機関の場合)は、接種前日夜と当日朝に体温を測り、予診票に記入し、母子健康手帳と一緒にお持ちください。また、2回目・3回目の接種の際はワクチン接種済証(予診票の本人控え)を併せて持参し、保護者同伴(注)のうえ接種を受けてください。

13歳以上であれば、保護者の方が同伴しなくても接種可能ですが、「子宮頸がん予防接種同意書」が必要です。同意書は、市内の指定医療機関に備えつけてあります。市外の指定医療機関で接種を希望される方は、事前の予診票交付手続きの際にお申し出ください(同意書がない場合、お子様単独での接種はできません)。これまでに予防接種などの注射で気分が悪くなったことがある方については、必ず保護者が同伴するようにしてください。

注意事項

  1. 子宮頸がん予防ワクチンは、2種類あります。選択したワクチンの種類によって接種間隔が異なります。どちらかを選択してください。
  2. 十分な免疫効果を得るためには、どちらのワクチンも3回の接種が必要になります。
  3. 3回とも同一のワクチンを接種してください(途中で他のワクチンに変更することはできませんのでご注意ください)。

副反応

 下記の副反応のほか、ワクチン接種後に注射による恐怖・痛みなどが原因で失神する(気を失う)ことがあります。失神による転倒を避けるため、接種後30分程度は体重を預けられるような場所で、なるべく立ち上がることを避けて安静にしてください。また、失神に備えて接種後の移動の際には保護者等が腕を持つなどして付き添うようにしてください。

  • 2価ワクチン(サーバリックス®)の副反応
    主な副反応:
    (頻度10パーセント以上)注射部位の痛み・赤み・腫れ、かゆみ、胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛など)、筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、疲労
    (頻度1から10パーセント未満)発熱、じんましん、注射部位のしこり、めまい、上気道感染
    重い副反応:ショック、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、ギラン・バレー症候群
  • 4価ワクチン(ガーダシル®)の主な副反応
    主な副反応:
    (頻度10パーセント以上)注射部位の痛み・赤み・腫れ
    (頻度1から10パーセント未満)発熱、かゆみ、出血、不快感、頭痛
    重い副反応:過敏症反応(アナフィラキシー反応、アナフィラキシー様反応、気管支けいれん、じんましん)、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、ギラン・バレー症候群、血小板減少紫班病
    重い副反応については、ごくまれにですが報告があります。詳しくは厚生労働省下記ホームページの資料9-1<子宮頸がん予防ワクチンの接種に当たって(案)(PDF) >をご覧ください。

子宮頸がん予防ワクチンの接種に当たって(案)(PDF)(外部リンク)

副反応に関する詳細な情報については下記の外部リンク先をご覧ください。

厚生労働省 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会 (外部リンク)

厚生労働省 医薬品等安全対策部会対策調査会 (外部リンク)

Hib(ヒブ)ワクチン

効果

 インフルエンザ菌b型(以下「ヒブ」)が、乳幼児の髄膜炎、敗血症、咽頭蓋炎等の重い感染症の原因となっています。ヒブ髄膜炎にかかると1か月程度の入院と抗生物質による治療が必要になりますが、治療を受けても約5%(年間約30人)の乳幼児が死亡し、約25パーセント(年間150人)に発育障害(知的障害など)や聴力障害、てんかんなどの後遺症が残ります。ヒブワクチンは、この感染予防に効果があるといわれているワクチンです。

対象年齢

生後2か月以上5歳未満の方

接種回数・間隔について

接種を開始する年齢(月齢)により接種回数が異なります(下表参照)。

接種回数・間隔について
接種開始年齢(月齢) 接種回数

生後2か月から7か月未満

初回免疫:27日以上の間隔で3回(標準として27日から56日までの間隔で3回) [ただし2・3回目は生後12か月未満まで]
追加免疫:3回目の接種後7か月以上の間隔で1回(標準として、7から13か月までの間隔で1回)

生後7か月の翌日から12か月未満 初回免疫:27日以上の間隔で2回(標準として27日から56日までの間隔で2回) [ただし、2回目は生後12か月未満まで]
追加免疫:2回目の接種後7か月以上の間隔で1回(標準として、7から13か月までの間隔で1回)
1歳の翌日から5歳未満

1回

副反応

主な副反応:
(頻度5パーセント以上)注射部位の発赤、腫脹(しゅちょう)、硬結(こうけつ)、疼痛(とうつう)、食欲不振、不機嫌、不眠、下痢、嘔吐

(頻度0.1パーセントから5パーセント未満)じんましん、発疹、傾眠、神経過敏、異常号泣、口唇変色、咳、鼻炎、鼻出血、発熱、血色不良、結膜炎、皮膚肥厚

重い副反応:アナフィラキシー、アナフィラキシー様症状、けいれん、血小板減少性紫斑病
重い副反応は非常にまれにですが、報告されています。

接種の受け方

  1. 事前に指定医療機関に予約をしてください。
    市内の指定医療機関・・・予診票は医療機関に備えつけてあります。
    市外の医療機関・・・事前に指定医療機関に該当するかどうか、健康増進課保健センター(保健センター内)へお問い合わせください。
  2. 接種前日夜と当日朝に体温を測り、予診票に記入し、母子健康手帳と一緒にお持ちください。
  • 生後1か月を迎える月に予診票を個別に送付しています。転入等で予診票をお持ちでない方は、健康増進課保健センター(保健センター内)へお問い合わせください。
     

小児の肺炎球菌ワクチン

効果

 肺炎球菌は、乳幼児の上気道に感染し、髄膜炎、敗血症、肺炎等の重い感染症や、中耳炎等の気道感染症を起こします。肺炎球菌による髄膜炎は年間約150人前後が発症していると推定され、約21パーセントが障害が残る等の予後不良とされています。
90種類以上のタイプがある肺炎球菌の型のうち、重症感染症から多く見られる13種類の型に効果があるといわれているワクチンです。

対象年齢

生後2か月から5歳未満の方

接種回数・間隔について

接種を開始する年齢(月齢)により接種回数が異なります(下表参照)。

接種回数・間隔について

接種開始年齢(月齢)

接種回数

生後2か月から7か月

 初回免疫:27日以上の間隔をおいて3回 (標準として生後12か月までに3回) [2・3回目は生後24か月未満]
追加免疫:3回目の接種後60日以上の間隔をおいた後であって生後12か月以降に1回(標準として生後12から15か月)

生後7か月の翌日から12か月
初回免疫:27日以上の間隔をおいて 2回 (標準として生後13か月までに2回) [2回目は生後24か月未満]
追加免疫:2回目の接種後60日以上の間隔をおいた後であって生後12か月以降に1回
生後12か月の翌日から24か月

60日以上の間隔をおいて2回

生後24か月の翌日から5歳 1回

副反応

主な副反応:
(頻度10パーセント以上)紅斑、腫脹(しゅちょう)、疼痛(とうつう)・圧痛、食欲減退、傾眠(けいみん)状態、易刺激性、発熱、不安定睡眠

(頻度1パーセントから10パーセント以上)発疹、じんましん、感冒、硬結、下痢

(頻度1パーセント未満)嘔吐、泣き

重い副反応:ショック、アナフィラキシー、けいれん、血小板減少性紫斑病
重い副反応は非常にまれにですが、報告されています。

小児用肺炎球菌ワクチンの切り替えに関するQ&A (外部リンク)

接種の受け方

  1. 事前に指定医療機関に予約をしてください。
    市内の指定医療機関・・・ 予診票は医療機関に備えつけてあります。
    市外の医療機関・・・・・ 事前に指定医療機関に該当するかどうか、子育て支援課子ども保健・発達支援室(保健センター内)へお問い合わせください。
  2. 接種前日夜と当日朝に体温を測り、予診票に記入し、母子健康手帳と一緒にお持ちください。
  • 生後1か月を迎える月に予診票を個別に送付しています。転入等で予診票をお持ちでない方は、子育て支援課子ども保健・発達支援係(保健センター内)へお問い合わせください。

 予防接種全般にあたっての情報は厚生労働省の下記ホームページを参照にしてください。

厚生労働省予防接種情報(外部リンク)

※「用語解説」内のリンクは、ウェブリオが運営する辞書サイトの解説ページ(別ウィンドウ)に移動します。

お問い合わせ
子ども家庭部 子育て支援課 子ども保健・発達支援係


住所:186-8501 国立市富士見台3-16-5(保健センター内)
施設のページ
電話:042-572-6111
ファクス:042-574-3930
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