感震ブレーカーについて

更新日:2023年06月30日

感震ブレーカー(簡易タイプ)購入費の助成を行います

市内の居住者、所有者で、感震ブレーカー(簡易タイプ)を購入し設置しようとする方に対し、市が助成を行います。

助成の対象となる感震ブレーカーは、地震による重りの落下や感震センサーによるバンドの作動によりブレーカーを落とし、電気を遮断する簡易タイプのみです。

なお、助成対象となる感震ブレーカー(簡易タイプ)は、内閣府の「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン」に定める簡易タイプの性能評価に基づき、一般財団法人日本消防設備安全センターによる認証を受けたものとなります。

 

助成金額は、実支出額(1,000円未満は切り捨て)とし、2,000円を上限とします。

なお、実支出額が999円以下の場合は助成が受けられませんのでご注意ください。

市の助成を希望する方は、感震ブレーカー(簡易タイプ)を購入する前に、助成金交付申請書(第1号様式)を防災安全課にご提出ください。

感震ブレーカーの設置見本

「感震ブレーカー(簡易タイプ)」は、地震を感知したときに、電気を強制的にさえぎって通電火災を素早く防ぐためのものです。住まいに設置しておくことで、防災や減災に役立ちます。火災危険度が高い地域には、購入費用の一部を市が助成していますので、詳細は市の防災安全課防災・消防係へお問い合わせください。
(注)上の画像は、感震ブレーカー(簡易タイプ)の設置例です。

感震ブレーカーとは

阪神・淡路大震災や東日本大震災では、地震の揺れに伴う電気機器の転倒による出火や、停電が復旧した際に起こる火災など、多数の通電火災が発生しました。
通電火災を防ぐためには、避難の際電気のブレーカーを切って避難することが重要です。感震ブレーカーはそのような通電火災を防ぐために地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止める装置です。
家庭での自助の一つとして実践していざという時に備えましょう。

感震ブレーカーの種類

感震ブレーカーにはさまざまな種類があり、取り付け方法や機能が異なるため各家庭にあったものを設置することができます。

(1)分電盤タイプ

分電盤に内蔵されたセンサーが一定の震度を感知すると電気を遮断するもので、基本的にはすべての電気が遮断されます。
設置には電気工事が必要です。
揺れを感知した後、一定時間後にブレーカーが落ち、電気が遮断されるので、ブレーカーが落ちるまでに建物からの避難や電気設備の電源を切るなどの安全確保が可能です。

(2)コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知すると電気を遮断するもので、電気工事が必要な埋め込み型と不要な差し込み型があります。
住宅内で出火の可能性が高い電熱器具に設置し、避難用の照明や医療器具等の地震時にも電力供給が必要な機器には電力供給ができるなど使用者が選択することができます。

(3)簡易タイプ

地震による重りの落下や感震センサーによるバンドの作動によりブレーカーを落とし、電気を遮断するものです。取り付けに工事が不要で比較的容易に設置が可能です。

この記事に関するお問い合わせ先

行政管理部 防災安全課 防災・消防係



住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 1階(24番窓口)
市役所のご案内
電話:042-576-2111(内線:145、146、147)
ファクス:042-576-0264
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