容器包装プラスチックの資源化

更新日:平成29年2月27日

事業内容

容器包装プラスチックの処理について

はじめに

 国立市では、地球温暖化対策の一環としてCO2の排出を削減し、資源化を向上させるため、容器包装プラスチックを、容器包装リサイクル協会に引き渡して資源化しています。そのため、平成19年度にプラスチックを圧縮梱包する減容機を環境センター内に設置しました。
 また、市では平成18年度から22年度の間にごみを20%、資源物を含むごみ総量を10%減量する目標を立てていますが、容器包装プラスチックを資源化することで、年間約600トンが資源として利用されています。
 なお、この事業は平成18年3月に出された国立市ごみ問題審議会の答申を受け、平成18年7月に策定された「国立市循環型社会形成推進基本計画」で事業化方針が示されたものです。

環境センターにおける現行の作業内容

 環境センターは、各家庭から集められた不燃ごみやプラスチック、ビン・缶・ペットボトルなどの資源物の選別・圧縮を行う施設で、平成元年1月から稼動しています。
 以前は粗大ごみとして出される家電製品の破砕が多くありましたが、家電リサイクル法の施行に伴いテレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・乾燥機を市で取り扱えなくなったため、破砕処理する量は大幅に減りました。
 また、平成18年度までは紙類や布類(1日当たり13トン・水曜日)の選別も行ってきましたが、現在は収集後に直接、古紙業者に搬入しているため、環境センターへの搬入はありません。
 なお環境センターに搬入されたごみは、再選別、破砕、圧縮等の処理を経た後、すべてリサイクル業者に売却又は有価で引き取られるため、平成22年度から二ツ塚最終処分場への埋立は行っておりません。

環境センターの概要
所在地 国立市谷保3643番地
敷地面積 5,157平方メートル
建築面積 1,201平方メートル
用途地域 準工業地域
処理能力 5時間あたり30トン(破砕機の処理能力)
プラスチックの処理に関する経過
年月 内容
平成9年4月 容器包装リサイクル法施行(リサイクルの部分)
平成11年4月 多摩川衛生組合に加入し稲城市の清掃工場で可燃ごみの焼却開始
平成12年10月 清掃工場でプラスチックの焼却開始(昭和55年から日の出町の最終処分場で不燃ごみとして埋め立てていた)
平成18年3月 国立市ごみ問題審議会より容器包装プラスチックを容器包装リサイクル法に基づき処理するようにとの趣旨の答申
平成18年7月 国立市循環型社会形成推進基本計画で容器包装プラスチックの容器包装リサイクル法に基づく処理を方向付
平成19年3月 廃プラスチック減容機設置工事を含む平成19年度予算案が可決

平成12年10月から埋立てていたプラスチックを焼却してきた理由

  1. 最終処分場の延命
    当時、国立市の不燃ごみの約7割をプラスチックが占めていました。不燃ごみや焼却灰を埋め立てていた二ツ塚広域処分場は残余年数がその時点で約14年しかなく、多摩地域に次の最終処分場を確保することは困難といわれており、二ツ塚広域処分場の使用期間を延長するために、プラスチックの処理を埋立から焼却に変更しました。
  2.  サーマルリサイクルが可能に
    発電施設を有する多摩川衛生組合に加入したことで、発電原材料としての焼却(サーマルリサイクル)が可能となったこと。

平成20年度から容器包装リサイクル法に基づきプラスチックを資源化した理由

CO2の削減
地球温暖化対策の一環として、CO2を発生させる焼却処理量を減らしリサイクル量を増やすため。

  • コークスの代用としてプラスチックを使う場合、発生するCO2は20%減少する(独立行政法人国立環境研究所環境用語集より)。
  • 清掃工場で1トンのごみを焼却すると、0.38トンのCO2を発生する(多摩川衛生組合2005年版環境報告書より)。

搬送に伴う環境負荷の低減
プラスチックの搬送に伴う環境負荷は、平成15年10月から実施されたディーゼル車規制などにより低減しました。

拡大生産者責任
容器包装リサイクル法に基づき処理することで、製品のメーカーや販売業者が製品がごみになった後も最後まで処理責任を負うという「拡大生産者責任」の考え方を取り入れることで、ごみの減量を目指します。

環境への配慮

  1. CO2の削減
    容器包装プラスチックの焼却量を減らすことで、CO2の発生が抑制されるとともに、リサイクルルートが整備され容器包装プラスチックを効率的に資源化することができるようになり、さらにCO2の発生が抑制されます。
  2. 施設への搬入は「きれいなプラスチック」
    現在は汚れたプラスチックも入っていますが、リサイクルをする場合は汚れたプラスチックは認められません。よって、汚れたプラスチックは可燃ごみとして焼却し、圧縮するのはきれいなプラスチックだけです。悪臭も低減します。
  3.  より負荷の少ない処理方法へ
    変更前はプラスチックを破砕していましたが、これは大きなハンマーで叩くようなものです。圧縮に変更することで、振動や騒音が少なくなります。

車両台数は変動なし

微増・微減の要素がいくつかありますが、プラスチック類は変更前から全て搬入していたことから、搬出入車両の台数はほとんど変わりません。

環境に与える負荷

環境全体に与える影響としては、CO2の削減により環境負荷が低減します。また、周辺環境に与える影響としては、車両台数にほとんど変化が無く、プラスチックの内容と処理方法は変更前よりも環境に負荷がかからなくなります。よって、周辺環境へ負荷も、低減すると考えられます。

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お問い合わせ
生活環境部 ごみ減量課 清掃係


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