上海モダニズム作家たちの葛藤

更新日:平成30年9月5日

講師 柏木 万里(一橋大学大学院生(注))

  1930年代の上海に生きた二人の男、施蟄存(しちつそん)杜衡(とこう)。二人は中学からの同級生。ともに文学を好み、仲間たちと文芸誌をいくつも立ち上げました。しかし当時の上海は、戦争真っただ中。1932年1月には、第一次上海事変が発生し、戦場と化した上海で、ほとんどの雑誌は停刊となります。
  出版社の現代書局は、再建をかけ、施蟄存に大型商業雑誌『現代』の編集を依頼します。要求されたのは政治的「中間路線」。施蟄存は、杜衡に編集の協力を要請します。しかし、政治と文学の間、「中間路線」は容易ではありません。
  前半は、施蟄存、杜衡らが評される「上海モダニズム文学」を、他の都市の作品と比較しつつ解説します。後半は、杜衡が『現代』誌上で起こした「第三種人論争」と、彼の創作を追い、杜衡が文壇に与えたものは何か、考えます。

時間 9月30日、10月14日(全2回)
いずれも日曜日、午後2時から4時
場所 公民館 3階講座室
定員 25名(申込先着順)
申し込み 9月7日(金曜日) 午前9時から
公民館電話 042(572)5141

 

(注)一橋大学大学院生による講座

国立市内の一橋大学では、研究者を目指す大学院生が日夜研究に励んでいます。そこで公民館が架け橋となり、若手研究者と地域社会との交流講座を続けてきました。最新の研究動向に触れるも良し! 修行中の院生にアドバイスするも良し! 院生が講師となって専門分野をご紹介します。

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