高次脳機能しょうがいを持つ方への支援
高次脳機能しょうがいを持つ方への支援
高次脳機能しょうがいは、事故や病気などによって脳が損傷を受けることで起きる後遺症で、新しいことが覚えにくくなる、コミュニケーションが取りづらくなる、などの様々な症状があらわれます。国立市では、しょうがいしゃ支援課で高次脳機能しょうがいに関するご相談をお受けしています。
高次脳機能しょうがいって何?
脳卒中などの病気や交通事故、頭部のけがなどで脳が部分的に損傷を受けたため、記憶や言語、注意、遂行などの機能にしょうがいを生じた状態で、次のような症状があらわれます。
記憶障害
新しいことの記憶が困難、最近のことが思い出せない、予定をすぐ忘れて約束できない。
注意障害
すぐに気が散る、じっくり仕事に集中できない、火を消し忘れる。
遂行機能障害
日常生活や仕事の内容について、計画を立てて実行できなくなった。
失語症
言葉を聞いたり、書いたり、上手に話せなくなった。
失行症
麻痺はないのに、使い慣れた道具がうまく使えなくなった。
失認症
見ているもの、聞いているもの、触っているものが分からない。
地誌的障害
よく知っている道で迷う。
半側空間無視
食卓にある半分(多くは左側)のおかずに気付かず残してしまう、よく物にぶつかる。
社会的行動障害
怒りっぽくなった、やる気が起きない、感情や欲求のコントロールがしにくくなった。
支援の内容
相談支援
お困りごとをうかがって、いろいろな制度や情報の提供を行います。お気軽にご相談ください。例えば、こんなご相談をお受けしています。
- 退院後、家に帰ってからどうすればいいの?
- これから、どうなってしまうのだろう?
- どう対応すればいいのか、わからない。
- 障害者手帳をもらうにはどうすればいいの?
- どこか日中の居場所がほしい。
- まだリハビリを続けたい。
- 外出の際、誰かにサポートしてほしい。
- 医療費や障害者年金などの相談をしたい。
居場所づくり(サロン事業)
高次脳機能しょうがいの方のためのサロン事業を、週1回行っています。利用をご希望の場合、まずはお電話等でご相談ください。
高次脳機能しょうがいに対する理解を深めるための研修会・講演会の開催
※「用語解説」内のリンクは、ウェブリオが運営する辞書サイトの解説ページ(別ウィンドウ)に移動します。
- お問い合わせ
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健康福祉部 しょうがいしゃ支援課 相談支援係
住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 1階(5番窓口)
市役所のご案内
電話:042-576-2121(直通)、042-576-2111(内線:148、179、405)
ファクス:042-573-1102
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