〈哲学講座〉長谷川宏さんと読む『歴史とは何か』
講 師 長谷川 宏(哲学者)
ヘーゲルの翻訳や哲学研究で多くの著作を出している長谷川宏さんを講師に、E.H.カー著『歴史とは何か』をテキストとして取り上げます。
このテキストでは、歴史とは客観的事実を集めることではなく、事実の背後にある価値体系や思想体系まで含めて解釈し、後世に伝達することだと主張し、過去の諸事件に秩序を与え、これを解釈し、社会の役に立てることが歴史家の仕事であるとしています。購読を通じて、哲学の観点から考えます。
(注)テキストの『歴史とは何か』(岩波新書、清水幾太郎訳)をご用意ください。
〈長谷川さんの著訳書〉
ヘーゲル『精神現象学』の翻訳でドイツ連邦政府翻訳賞受賞。『高校生のための哲学入門』(ちくま新書)、『ことばをめぐる哲学の冒険』(毎日新聞社)、『双書哲学塾 生活を哲学する』(岩波書店)、『ちいさな哲学』(春風社)ほか多数。
とき | 1月14日、21日、28日、2月11日、18日(全5回) いずれも土曜日、午後2時から4時 |
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ところ | 公民館 3階講座室 |
定員 | 24名(申込先着順、原則全回出席できる方) |
申込先 | 12月13日(火曜日)午前9時から 公民館電話 (572)5141 |
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