The Clothesline in Kunitachi(ザ・クロースライン・イン・クニタチ)
開催期間:2022年1月14日(金曜日)から1月20日(木曜日)
会場:広間+展示室+市内各所
イベントタイトル:The Clothesline in Kunitachi(ザ・クロースライン・イン・クニタチ)
アートプロジェクトThe Clothesline in Kunitachi (ザ クロースライン イン クニタチ)のテーマは「女らしく、男らしく。だれかの常識は、わたしにとっての非常識。」。
「女らしさ・男らしさを押しつけられたとき、なんと言われましたか?」こんな質問に対して答えたメモが展示され、それをきっかけに生まれた対話もアートになる。
「The Clothesline」は、来場者が質問に対する答えをカードに記入し、物干しロープ(clothesline)に掲示する参加型アートプロジェクトで、日本を含め全世界で展開されています。そして、このたび東京都国立市でもThe Clothesline in Kunitachi (ザ クロースライン イン クニタチ)を開催することとなりました。
会場となる旧国立駅舎ではテーマに沿った4つの質問を用意します。来場者が答えを書いたカードをアート作品として掲示します。
問1「女らしさ・男らしさを押しつけられたとき、なんと言われましたか?」
問2「女らしさ・男らしさを押しつけられた経験はどんなものでしたか?」
問3「身近な人が、女らしさ・男らしさを押しつけられていたことはありますか。 それはどんな場面でしたか?」
問4「女らしさ・男らしさを押しつけられることがあったら、どうしたいですか?」
国立市は、ソーシャル・インクルージョン(すべての人を社会的孤立や排除から守り、社会の一員として包み支え合うこと)の理念を掲げ、多様性を大切にするまちづくりを推進しています。社会全体でもジェンダー平等に対する取り組みが見られています。
しかしどれだけの人が、性別に関係なく自分らしくふるまえる社会になっている、と実感しているのでしょうか。
みんなの声が”見える化”するアートプロジェクト、ぜひご参加・ご来場ください。
◎参加型アート「The Clothesline」について
「The Clothesline」は、メキシコのフェミニストアーティストであるモニカ・メイヤーによる作品の一つで、日常の中の格差や差別などの社会的に表に出にくい「声なき声」を拾い上げ、社会課題を見える化します。「The Clothesline」の特徴は、展示されている用紙やフレームだけが作品なのではなく、それまでの経緯(今までの歴史を学んで質問を作ったり、ワークショップをしたり)や、その場で交わされた対話など、そこに関わる全てのストーリーが作品であること。このようにアーティストが対話や討論、コミュニティへの参加や協同といった実践を行なうことで社会的価値観の変革をうながすことをソーシャリー・エンゲイジド・アートと呼びます(注)。出典:アートスケープ
主催・問い合わせ) The Clothesline in Kunitachi (ザ クロースライン イン クニタチ)実行委員会| 担当)洪(ホン)itodenwa.h@gmail.com
※「用語解説」内のリンクは、ウェブリオが運営する辞書サイトの解説ページ(別ウィンドウ)に移動します。
- お問い合わせ
-
旧国立駅舎
住所:186-0002 国立市東1-1-69
お問い合わせフォーム