害虫駆除について
チャドクガにご注意ください
現在、市内の公園、学校、緑地、崖線等で多くの発生を確認しています。(令和3年5月31日現在)
チャドクガとは?
・ツバキ・サザンカ等に発生する毛虫です。
・基本的には5月から6月頃と8月から9月頃の年に2回発生します。
・毒針毛で皮膚炎を起こします。
・殺虫剤で駆除しても毛虫の毛は残ります。
チャドクガの毒毛は危険です!
毒毛は、幼虫と成虫(ガ)の体の表面に密集してあるだけでなく、産みつけられた卵の表面や幼虫の脱皮殻にも残されています。絶対に素手で触れないようにしてください。
もしチャドクガに触ってしまったら
・接触した部分ををこすらないでください。
・皮膚についたチャドクガの毛をセロハンテープ等で取り、その後よく洗い流してください。
・症状がひどい場合には、直ちに皮膚科を受診してください。
チャドクガを駆除するには
・卵、幼虫の段階で、葉や枝ごと切り取ってください。
・駆除する時にはできるだけ肌を露出しないように、長そで、長ズボン、ゴム手袋、帽子、マスク、首にタオルを巻くなどし、風上から近づいて、直接素手で触れないようにしてください。
・切り取った枝や葉、死がいを廃棄する時はビニール袋に入れるなどして、周囲に毒針毛が飛び散らないようにしてください。
毛虫駆除
一般家庭・民間施設
市では、一般住宅・民間施設に発生したねずみや害虫等(毛虫やハチの巣)の駆除は行っていません。発生した場合は、管理者や所有者、または居住者の方が駆除をしてください。
また、駆除業者の紹介は、公益社団法人東京都ペストコントロール協会が無料で行っています。(駆除費用は全額依頼者負担となります)
電話番号 03-3254-0014
ハチの巣の駆除に関しては、防護服を市民の方へ貸し出しております。
靴のサイズが26cmと28cmが各1着あります。比較的大きめの段ボール箱(タテ60、ヨコ80、高さ60、単位センチメートル)に入っているので、ご注意ください。
ご希望の方は、下記担当係までお問い合わせください。
全て貸し出し中で在庫がない場合がありますので、事前の確認をお勧めします。
街路樹・公園・学校などの公共施設
市では、市道の街路樹、公園、大学通りの緑地帯、市の公共施設、保育園、幼稚園に発生した害虫(毒をもつ毛虫やハチの巣等)の駆除を行っています。これらの場所に害虫が発生している場合は、下記までご連絡ください。
なお、モンクロシャチホコの幼虫(毛虫)については、毒を持たず人間に対しては無害なため、公共施設等に発生しても消毒による生態系への影響を考慮し、原則として駆除はいたしません。詳しくは、下記ページをご覧ください。
ハチの巣駆除
一般家庭・民間施設
市では、一般住宅・民間施設にできたハチの巣の除去は行っていません。ハチの巣ができた場合は所有者または居住者の方の責任で、除去の対応をお願いしています。
また、スズメバチの巣など危険度が高く、自らの除去が難しい場合は、専門業者に依頼して除去することをお勧めしています。
街路樹・公園・学校などの公共施設
市では、市が所有管理する施設や敷地に巣ができ、人間に危害を加える場合、巣を除去するなどの対応を取っています。市道の街路樹、公園、大学通りの緑地帯、市の公共施設にできたハチの巣は市で除去をしますので、下記までご連絡ください。
ハチの巣の駆除方法
アシナガバチやスズメバチなど比較的大きいハチの巣を自分で駆除する場合、まず、巣が何のハチの巣なのかを見分けることが重要です。
巣を外から見た時、穴がひとつだけ開いている場合はスズメバチの巣です。この場合は、刺されると非常に危険であることと、市販のハチ駆除用スプレーが効きにくいことがありますので、専門業者へ駆除を依頼することをお勧めします。
なお、アシナガバチやスズメバチは一度使った巣は二度と使いません。冬になって、ハチがいなくなった巣は空っぽですし、もう使われることはないので放置していても大丈夫です。
スズメバチの巣
巣を外から見た時、たくさん穴が開いている場合はアシナガバチの巣です。
この場合は、スズメバチに比べると危険性が低いのでご自分で駆除ができます(ただし、刺されると痛いです)。
アシナガバチの巣
アシナガバチの駆除方法をご紹介します。
まず、ホームセンターや園芸洋品店でハチ用殺虫剤(遠くまで噴射できるものが望ましい)を購入します。ハチは日中活発に動き回るので、夕方か日没後に駆除します。
肌が露出しない服装で、殺虫剤を巣に噴霧します。すると、ほとんどのハチは死んで落ちてしまいますが、中には飛び回るハチもいます。これに驚いてハチを払ったりすると、ハチは攻撃されたと思って刺してきますので、決して払わないでください。なぜならハチは逃げることに必死なだけで、たまたま自分の方へ飛んできただけなのです。ハチが飛んできた場合は、身をかがめてよけるか早く動かずに歩くスピードくらいで逃げてください。
もし、ハチがあまりにたくさん飛び回ってしまったら、しばらく様子を見てください。おさまってから再び駆除します。
巣に動くハチがいなくなったら巣を取り外して、ごみ袋に入れ、踏みつぶしてください。なぜ踏みつぶすのかというと、巣の中でさなぎになっていたハチが羽化して袋を破って出てくる可能性があるからです。なので袋の上から踏みつけるなどして、可燃ごみとして出してください。
飛んでいるハチについて
ハチは刺す虫ですが、むやみに人を刺すことはありません。
市では「ハチが飛んでいるので駆除してほしい」という相談をよく受けますが、飛んでいるハチを駆除しても、巣を駆除しない限りハチはいなくなりません。では、ハチが飛んでいる場合はどうすればいいのでしょうか。
ハチは人を刺すために飛ぶのではなく、エサを求めて飛んでいます。ハチの種類にもよりますが、主に花の蜜や樹液、アブラムシが出す蜜などを集めています。特に夏の終わりから秋にかけてはエサが減ってくるので、新女王蜂の越冬のためにも必死でエサを集めます。これが、花がないところにもハチが飛んでいる理由です。そういうわけで、ハチはエサ集めに忙しく、人間に構っているヒマはありません。もし近づいてくるとしたら香水などの甘い匂いに誘われている可能性があります。
ハチが人を刺すときは、巣に近づいたときや手で払われたときです。
巣は人目につかないところに作られることが多いので、茂みや植栽に近づくときは注意が必要です。庭木や植栽の手入れの際には長いほうきのようなもので軽く叩いてみてください。巣があればハチが出てきますので、慌てずに逃げます。この確認で、不用意に巣に近づくことは少なくなります。
ハチのブーンという羽音が不意に聞こえたとき、つい反射的に手で払いたくなりますが、ぐっと我慢してください。ハチが単にエサを探して飛んでいるだけであれば、そのままどこかへ飛んで行きます。逆に、手で払ってしまうとハチは攻撃されたと思って反撃してきます。決して手を出さず、身をかがめてゆっくりと距離を取ってください。
ハチはこちらから手を出さなければ怖くない虫です。飛んでいるハチに遭遇したら、(頑張って)慌てずに落ち着いて行動しましょう。
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