身近な場所で気軽に取り組める「健康運動プログラム」(動画)のご紹介

更新日:令和4年2月25日

しょうがいのある方等が、自宅や福祉施設など身近な場所で、気軽に取り組める運動プログラム動画を、東京都が作成し、Web上で配信しています。
下記のリンクからご覧になれますので、ぜひご活用ください。

このプログラムでは、しょうがい特性に応じた情報保障などの配慮を行うとともに、しょうがいにより動かせる身体の範囲が異なることを想定し、部位別に作成されています。
自宅や施設などで気軽に身体を動かしたいときに、ぜひご活用ください。

(公社)東京都障害者スポーツ協会ポータルサイト「―えらべる!かんたん!―健康運動プログラム」

特徴

  • 「目的別」(有酸素運動編、ストレッチ編、動作をスムーズにする運動編)、「部位別」(上半身、下半身、上肢)に分けて7種類計8本で構成されています。
  • 視覚しょうがいのある方にご利用いただきやすいよう、言葉だけでイメージがしやすい表現で解説されています。
  • 聴覚しょうがいのある方向けに、動きの要点を文字情報にて表示されています。
  • 各運動の効果を具体的に解説されています。

 

プログラム構成

【有酸素運動編】

  • 約15分
  • 音楽♪:どんぐりころころ

★リズム音楽に合わせて、楽しく踊りながら運動を行うプログラムです。

1-1.みんなで楽しく有酸素運動(立位)
1-2.みんなで楽しく有酸素運動(座位)

効果:様々な関節や筋肉を使用することができ、継続して行うことで心肺機能の向上につながります。

 

【ストレッチ編】

  • 約5分から10分

★柔軟性を高めるために、反動や弾みをつけずに静的ストレッチを行います。

2.座って行うストレッチ(下半身)

効果:下半身の関節可動域が広がり、「立つ」・「座る」動作がスムーズに行いやすくなる効果があります。

 

3.座って行うストレッチ(上半身)

効果:肩周りの関節可動域が広がり、肩こり予防等の効果があります。

 

4.立って行うストレッチ(全身)

効果:全身の筋肉が柔軟になることで怪我の予防につながる効果があります。

 

【動作をスムーズにする運動編】

  • 約5分から10分

★音楽のリズムに合わせて、様々な筋肉や関節を動かしていきます。

5.座って行う運動(上肢)

効果:ものを持つ、つかむ等の日常生活に必要な動作をスムーズに行いやすくなります。

 

6.座って行う運動(上半身)

効果:上半身の筋肉をバランスよく動かすことで姿勢を整える効果があります。

 

7.座って行う運動(下半身)

効果:下半身の筋肉を動かすことで、たまりがちな血液を押し上げる効果があります。

 

おすすめの活用方法

【ストレッチ編・動作をスムーズにする運動編】

約5分間と短く取り組みやすいないようになっているため、スポーツや運動の経験があまりない方は、まず「ストレッチ編」、「動作をスムーズにする運動編」から取り組んでいただくことをお勧めいたします。

【有酸素運動編】

約15分間継続して運動を行うプログラムです。「ストレッチ編」・「動作をスムーズにする運動編」の動きに少し応用を加え、アレンジした運動となっています。
「ストレッチ編」・「動作をスムーズにする運動編」に慣れてきたら、「有酸素運動編」をご活用していただくことをお勧めいたします。

※「用語解説」内のリンクは、ウェブリオが運営する辞書サイトの解説ページ(別ウィンドウ)に移動します。