資源物の持ち去り行為を禁止します

ごみ集積所に出された資源ごみの持ち去り行為の禁止を規定した 「廃棄物等の発生の抑制、循環的な利用の促進及び適正な処分の確保に関する条例」を平成29年1月1日より施行しました。

市内のごみ集積所に出された資源ごみを無断で持ち去る行為が多発しています。「持ち去り行為」は市民の皆さまのごみ減量・分別意識に影響を及ぼす行為であり、またごみの散乱や通学時間帯における車の危険運転などの苦情も寄せられています。このような状況のなか、現行の法令では、資源ごみを持ち去る行為を規制する根拠がないため、持ち去り業者への抑止効果を狙い、「廃棄物等の発生の抑制、循環的な利用の促進及び適正な処分の確保に関する条例」を改正しました。

1. 市長又は市長が指定する者以外の者が、行政回収のためにごみの集積所に出された資源ごみ(古紙、古布、缶、びん、ペットボトル)を持ち去る行為を禁止します。
2. 資源ごみの持ち去り行為を行う者に対して、市長は持ち去り行為を行わないよう命ずることができます。
3. 市長が行った禁止命令に従わず、持ち去り行為を続けた者は、20万円以下の罰金に処せられることがあります。また、持ち去り行為を続けた者の氏名などを公表することができます。
4. 法人などが業務に関して違反行為を行った場合は、違反者とともに違反者が属する法人などに対しても同様に罰することができます。
    

市でも資源ごみ持ち去り行為のパトロールを行っていますが、市民の皆さまが、持ち去り行為を発見したときは、危険ですので絶対に直接声かけなどはせず、お手数ですが市役所ごみ減量課にご連絡ください。
なお、市では、資源ごみの収集を有限会社丸喜商店と高杉商事株式会社に委託しています。収集に使用する車両は次のとおりです。

持ち去り行為を取り締まるためには、「決められた集積所」に「国立市が収集する資源ごみ」として排出したことを明示することが必要です。そのため、下記のように、集積所に看板を設置して、資源物に持ち去り禁止の意思表示を行うことが効果的です。

資源ごみの持ち去り行為を防止するため、ごみ集積所の掲示用に持ち去り禁止を示す看板を、市役所ごみ減量課窓口にて配布しています。

下記のように持ち去り行為の禁止を意思表示するチラシを、市役所ごみ減量課窓口にて配布しています。(また以下からもダウンロードできます。)

午前8時30分からの市の収集前に持ち去りますので、資源ごみの排出については午前8時30分までのできるだけ遅い時間に排出いただけますようご協力をお願いいたします。
資源ごみの持ち去り防止や循環型社会形成のためにも、新聞は販売店の回収へ、書籍類は古書店などにお売りください。また、回収量に応じた奨励金が交付される集団回収もご利用ください。併せてご協力お願いいたします。

資源物の収集に関する協定を締結しました

国立市では、平成29年1月に施行した条例により、市長または市長が指定する者以外の者が、ごみ集積所に置かれた資源物を持ち去ることを禁止しています。しかし、依然として新聞紙等の資源物の持ち去り行為が後を絶ちません。
そこで、ごみ集積所に置かれた資源物を速やかに収集することで、持ち去り行為を抑止するため、次の業者と資源物収集に関する協定を締結しました。
今後、資源物の収集日(水曜日)に、午前8時30分より前から協定業者の車両が資源物を収集する場合があります。協定業者の車両には次のステッカーを貼付してありますので、市民の皆さまのご理解とご協力をお願いします。