デング熱に気をつけましょう
2014(平成26)年に、国内でデング熱に感染したことが確認された患者が報告されました。 2016(平成28)年には、海外から帰国した方がデング出血熱を発症し、死亡する事例が発生しました。
厚生労働省及び東京都が、デング熱の国内感染症例について更新しています。 詳細は下記のページをご覧ください。
症状
デングウイルスに感染してから2日から15日(多くは3日から7日)の潜伏期間の後に発症し、発熱、激しい頭痛、関節炎、筋肉痛、発疹がみられることが特徴です。
1週間ほどで解熱し、症状が治まることがほとんどで、予後は比較的良好と言われています。しかし、まれに(約1から5%)、出血傾向やショック症状を呈するデング出血熱を起こします。この場合も適切な治療が行われれば、多くの人は回復します。
予防法
デングウイルスは蚊を媒介として感染するので、蚊に刺されないことが一番の予防法となります。蚊は日中に活動し、ヤブや木陰などでよく刺されます。屋外で活動する場合は、肌の露出の少ない服装や、蚊の忌避剤を使用するなどして、蚊に刺されないようにしましょう。
また、蚊が繁殖しないように周囲の環境にも気を配りましょう。蚊は水場で繁殖をするため、バケツや古タイヤなど、また、プランターや鉢植えの受け皿に溜まった水も放置しないようにしましょう。
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更新日:2025年03月10日