熱中症の予防について
熱中症に気をつけましょう!
気温の高い日が続くこれからの時期は、熱中症の予防が大切です。
昨年、2024年5月から9月の間 熱中症が起こりやすい場所は、住居(約4割)でした。また、発症する方は、65歳以上の方が6割近くを占めていました。(総務省消防庁「令和6年の熱中症による救急搬送状況」より)
今年も、一人ひとりが熱中症にならないように、また、周りの身近な人も熱中症にならないように過ごしていきましょう。
【熱中症予防】
1.エアコンを上手に活用しましょう
温度や湿度をこまめに調節します
2.こまめに水分補給をしましょう
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給
1日1.2ℓ以上補給しましょう
3.環境省熱中症予防情報を活用しましょう
暑さ指数が33以上で「熱中症警戒アラート」が発表されます

熱中症警戒アラート・暑さ指数の
情報配信サービスを活用しましょう
環境省ホームページ「熱中症予防情報サイト」から、配信サービスの設定ができます。熱中症警戒アラート等と、暑さ指数の情報を、環境省のLINEまたは「すぐメールPlus+」(バイザー株式会社運営)より受信できます。
(注) 情報取得にかかる通信料は、利用者の負担となります
環境省熱中症予防情報サイトLINEアプリを活用した熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラート・暑さ指数の情報配信
<暑さ指数(WBGT)とは>
気温・湿度・輻射熱を取り入れた温度の指標です。
暑さ指数が31以上になると、すべての生活活動で熱中症がおこる危険性があり、高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きくなります。 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動します。
暑さ指数に応じて、アラートが発表されます。
熱中症警戒アラートが発表された日は、熱中症を起こす可能性が極めて高くなります。
いつも以上に積極的に、熱中症予防に努めましょう。

日常生活に関する暑さ指数の指針


こんなサインには気をつけて!
頭痛がする・めまい・立ちくらみ・足がつる・食欲低下・疲れやすい
これらの症状は主に熱中症1度(軽度)に現れるサインです。
以上のような時は、迷わず経口補水液(注)を飲みましょう。
(注)経口補水液は脱水時の症状をすみやかに改善させる飲み物です。
市販の物ではOS1(オーエスワン)等がドラッグストアで購入できます。
[含:ナトリウム177mg/dl・ブドウ糖1.8%]
ワンポイント
OS1を手作りする場合は
ナトリウム40mg/dl以上かつ糖質7%以下の市販のスポーツドリンクでも代用できます。
<<ご家庭でできる経口補水液の作り方>>
(1)砂糖40グラム(上白糖大さじ4と2分の1杯)と食塩3グラム(小さじ2分の1杯)を水1リットルによく溶かす。
(2)レモン果汁を加えるとカリウムの補給にもなります。
(注)作った後は冷蔵庫に保存し、翌日までに使い切りましょう。
もしもの時の応急処置
熱中症の応急処置
- 涼しく、風通しのよい場所で、衣服を緩めて楽な姿勢を取らせる。
- 首、脇の下、股のつけ根等に冷たいタオルや保冷剤を当て、体を冷やし体温を下げる。体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。
- 応答や意識がはっきりしているなら、経口補水液かスポーツドリンク等を飲ませ、脱水症状の改善に努めます。
(注)以上のような対応を取っても改善しない、水分が自力で取れない場合は、すぐに救急車搬送を要請してください。
救急車を呼んだ方がいいか判断に迷った場合には、東京消防庁救急相談センター(#7119)へご相談ください。
東京消防庁救急相談センター(24時間受付)ダイヤル回線からは、042‐521‐2323にかけてください。

アイススラリーを活用してみましょう
液体に微細な氷の粒が混じったシャーベット状の飲み物で、形状的な特性から、深部体温を効率よく冷やすことができます。
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更新日:2025年06月18日