過去の平和事業

更新日:2023年06月30日

令和4(2022)年度

東京大空襲関連特別企画_座談会&パネル展

東京大空襲体験者 二瓶治代さんと伝承者による座談会(終了しました)

市では、令和4年度4月から10月に「くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者育成プロジェクト第3期を実施し、東京大空襲体験者である二瓶治代さんの体験と思いを受け継ぎ伝える伝承者7名が新たに誕生しました。

今年度最後の定期講話では、東京大空襲の講話・広島原爆の講話に加え、3月10日の「東京大空襲の日」を前に、東京大空襲関連特別企画として、東京大空襲体験者の二瓶治代さんと伝承者による座談会を行います。

東京大空襲の伝承者が二瓶さんの体験と平和への思いを語り継ぐ意気込みを語るとともに、二瓶さんには、被災当時8歳だった治代さんが見た当時の社会や感じた思いを、戦争の辛い経験についてだけでなく、楽しい思い出などについても伺います。

日時:令和5年3月4日(土曜日)午後1時から1時45分
定期講話は、座談会終了後に午後2時から行います。

場所:国立駅前くにたち・こくぶんじ市民プラザ 会議室・オープンスペース
定員:20名(申込先着順)
参加費:無料

戦争体験アーカイブ事業パネル展

令和3年度に実施した「戦争体験アーカイブ事業」で作製した音声パネルを展示します。

期間:令和5年3月9日(木曜日)正午から16日(木曜日)正午
場所:旧国立駅舎 展示室

国立第三小学校六年生によるパネル展示

国立第三小学校の現六年生は、三年次より「SDGs 共に生きる」について学び、「世界が仲良くなるためのスタートライン」というテーマを設定して学習してきました。今年度、様々な分野の講師のお話を聞き、平和や差別などの課題について調べたことをまとめてポスターセッションを実施しました。その際に使用したポスターを展示します。

期間:令和5年3月9日(木曜日)正午から16日(木曜日)正午
場所:旧国立駅舎 広間
参加費:無料

国立第三小学校六年生によるワークショップと募金活動

あわせて、六年生全員で自分たちの思いを言葉にまとめて詞としたものに音楽の先生が作曲して曲をつくりました。ウクライナの状況を見聞きした子どもたちの発案により、曲のCDと自分たちが作製した藍染め作品を販売します。売上金は、全額、日本赤十字社を通してウクライナに寄付します。

日時:3月11日(土曜日)、12日(日曜日)各日午前10時から正午

市民と市でつくる平和と人権

しょうがいを持つ人も持たない人も、大人も子どもも一緒に出演する劇を公演しました。

第1部 「星の王子様から『平和ってなに?』」

第2部 「エンターテイメントショー戦争を知らない子どもたち」

日時:令和4(2022)年9月14日(水曜日)午後6時から

場所:くにたち市民芸術小ホール

市民と市でつくる平和と人権のちらし

平成30(2018)年度

東京大空襲体験者・二瓶治代さんと学ぼう! 東京大空襲・戦災資料センター見学子どもバスツアー

平成31(2019)年3月10日(日曜日)12時45分から17時15分

二瓶治代氏

当時8歳、亀戸在住で東京大空襲に遭い、その炎の中を逃げ惑った。何も燃える物がなくなってようやく火が消えた後、炭のようにまっ黒に焼き殺された焼死体の下から救い出された。街には死者たちが累々とゴミくずのように転がっていた。この人たちも数時間前までは戦時下を一生懸命生きていた人たち。戦争を繰り返さないためにも、身元も男女の区別も分からない姿で死んでいった人たちがいたことを伝えなければ・・・という思いから、50数年を経て話しはじめた。東京大空襲・戦災資料センターにおいて、2002年の開館当初から現在まで、被災体験を語り継ぐ活動を行っている。国立市在住。

東京大空襲・戦災資料センター

東京大空襲の惨状を次世代に語り継ぎ、平和の研究と学習に役立つことを願って、4000名を超える方々の募金で設立された、民立・民営の資料センター。

東京大空襲体験者・二瓶治代さんと学ぼう! 東京大空襲・戦災資料センター見学子どもバスツアーのちらし

平成29(2017)年度

くにたち平和組曲『祈る日-混声合唱とピアノのための-』

「くにたち平和組曲『祈る日』」は、市制施行50周年を記念して、未来永劫にわたり平和なまちと市民の命を守り抜くという決意を込めて創られました。

構成・作曲:瑞慶覧尚子氏(沖縄県立芸術大学 非常勤講師)
詩:国立市平和事業「ふつうの日になったのか 原爆の日」展より

初演:国立市制施行50周年記念式典
・平成29(2017)年11月3日(金曜日、祝日)
・くにたち市民芸術小ホール
・指揮:荒木 泰俊氏/ピアノ:小宮 康弘氏/副指揮:神林紘一氏・小向 宏明氏・湯田 佳寿美氏/練習ピアノ:横山 紘子氏
・合唱:国立市制施行50周年記念合唱団

「祈る日-混声合唱とピアノのための-」「平和のたね-女声二部合唱曲-」(カワイ出版)

歌で心とからだを健やかに 平和の歌をうたおう ワークショップ

平成30(2018)年1月20日(土曜日)14時から15時30分
公民館地下ホール

平成30(2018)年1月28日(日曜日)14時から15時30分
福祉会館3階 講座室

市制施行50周年を記念して作曲された「くにたち平和組曲『祈る日』」の中の曲や、誰もが知っている親しみやすい曲を一緒の歌い、体づくりにも取り組むワークショップ。

指揮・指導:荒木泰俊氏
ピアノ:横山紘子氏

歌で心とからだを健やかに 平和の歌をうたおう ワークショップのちらし

パネル展「忘れてはいけない-三月十日と三月十一日-」東京大空襲と東日本大震災の写真展

平成30(2018)年3月5日(月曜日)から16日(金曜日)
市役所1階市民ロビー
主催:特定非営利活動法人復興応援かけこみキャラバン

1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲と、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災は、いずれも多数の犠牲者と被災者を出しました。戦災と震災は、日常の暮らしをたった一瞬で一変させます。戦災の悲劇を忘れず、被災地の現状を風化させないため、東京大空襲と東日本大震災の復興の道を、「食事」「生活」「防災」の観点からとらえたパネル写真展を開催。
自らも被災された岩手県釜石市の写真家・菊地信平(きくちしんぺい)氏が撮影した、避難所で配られた約3か月分の「食事」の記録写真などを展示。

パネル展「忘れてはいけない-三月十日と三月十一日-」東京大空襲と東日本大震災の写真展のちらし

子どもと大人のためのお話会「東京大空襲”ふるさと東京”が焼け野原になったことを知っていますか?

平成30(2018)年3月10日(土曜日)14時から15時30分
市役所1階市民ロビー

<第1部>「子ども長崎派遣生のお話」
子ども長崎派遣平和事業(児童青少年課事業)の派遣生(市内の小学6年生と中学1年生)が、長崎で学んだ経験を踏まえ、東京大空襲についてお話。

<第2部>「戦争と子どもたちのお話」
お話:二瓶治代氏・澤 保子氏

子どもと大人のためのお話会「東京大空襲”ふるさと東京”が焼け野原になったことを知っていますか?のちらし

くにたち文学賞

市制施行50周年を迎えた2017年度、平和への取り組みのひとつとして「くにたち文学賞」を創設しました。「日常と平和」をテーマに、日々の風景や出来事、暮らしのなかで感じていること、こころのなかの世界を自分の言葉を使って表現した詩を募集したところ、海外を含めて全国各地から890作品(一般の部754作品、小・中学生の部136作品)が集まりました。最終選考委員による選考の結果、次のとおり入選作品が決まりました。

最終選考委員

内田 麟太郎氏、建畠 晢氏、多和田 葉子氏

一般の部

最優秀『お風呂 大風呂敷 風呂吹き大根』 西原 和美さん(福岡県久留米市)

優秀『い・ちょう』 草野 理恵子さん(神奈川県横浜市)

佳作『黒い沼』 中川 美沙さん(東京都国立市)

佳作『朝の音』 小松 利香子さん(兵庫県姫路市)

小・中学生の部

入選『タイムマシン』 田中 秀太郎さん(東京都国立市)

入選『げんばくドーム』 北島 和真さん(広島県安芸郡海田町)

入選『朝のメロディー』 西川 実花さん(東京都多摩市)

入選『俺の一生』 藤城 尚人さん(愛知県岡崎市)

入選『私達のつくる平和』 北澤 桃果さん(東京都国立市)

入選『変わらぬ日々』 森山 ひかるさん(千葉県浦安市)

入選『一人じゃないよ』 植田 音羽さん(東京都国立市)

入選『皆でおじいちゃんおばあちゃんになりたい』 宮川 愛海さん(静岡県沼津市)

入選『ぼくが一番幸せを感じるとき』 荒川 昂樹さん(東京都国立市)

入選『サイリウム』 阿部 航介さん(宮城県本吉郡南三陸町)

くにたち文学賞
くにたち文学賞作品集の購入について

販売価格:500円(税込)

購入については、下記リンクをご覧ください。

平成28(2016)年度

戦争体験を聞くつどい-元海軍特別年少兵が語る 歴史の真実と心の裡(うち)-

平成28(2016)年8月29日(月曜日)13時30分から15時30分
くにたち市民芸術小ホール地下スタジオ
語り部:西崎 信夫氏

15歳で海軍特別年少兵に志願し、駆逐艦「雪風」の魚雷発射射手として南の海上で繰り広げられた激戦を最前線で経験された西崎信夫氏。国のために死ぬのがあたりまえとされる時代に、「必ず生きて帰ってきなさい」と言って送り出してくれた母との約束を胸に、生還を果たされました。「戦争に協力し、生き残った者の責任は、戦争の真実を語り継ぐことで償うしかないのです。」戦争の残酷さを18歳の少年がどう感じ、乗り越えたのか。体験者の言葉は非常に力強く、忘れてはいけない、語り継がなければならない、人としての責任感、平和への誓いを改めて感じさせます。

「日吉台地下壕」をたずねるバスツアー

平成28(2016)年11月26日(土曜日)10時20分-17時
行先:慶応義塾大学日吉キャンパス

慶応義塾大学日吉キャンパスの地下には、戦争時に構築された長大な連合艦隊司令部の地下壕があります。戦艦「大和」の出撃命令は、この日吉の司令部から発せられました。

平和・人権群読講座

平成29(2017)年1月18日(水曜日)13時から15時30分
くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
講師:重水健介氏(日本群読教育の会事務局長)

◆作品例
「つもった雪」(金子みすゞ)
「君死にたもうことなかれ」(与謝野晶子) ほか

平和・人権群読講座の写真
平和・人権群読講座の写真

東京大空襲や戦時下のくにたちについての、講演会と写真パネル展示、ミニコンサート

講演会

平成29(2017)年3月12日(日曜日)14時から16時
公民館地下ホール

<第1部>「火焔のまち東京-東京大空襲を体験して-」
お話:二瓶治代氏(市内在住)
<第2部>「戦争と庶民の生活-東京大空襲の実相と戦禍のくにたち-」
お話:比江島大和氏(東京大空襲・戦災資料センター 学芸員)、安齋順子氏(くにたち郷土文化館 学芸員)

国立市内の戦時中の学校生活・学芸会(くにたち郷土文化館提供)の写真

国立市内の戦時中の学校生活・学芸会(くにたち郷土文化館提供)

国立音楽大学等出身の若手音楽家によるランチタイムミニコンサート

平成29(2017)年3月8日(水曜日)
くにたち市民芸術小ホール エントランスホール:12:10-12:25
市役所1階市民ロビー:12:35-12:50

演奏曲目
「眠りの森の美女よりワルツ」(チャイコフスキー)
「ハンガリー舞曲第5番」(ブラームス)
「アヴェマリア」(グノー)
「イマジン」(ジョン・レノン) ほか

写真パネル展「写真が語る戦禍と市民の生活」

平成29(2017)年3月2日(木曜日)から13日(月曜日)
市役所1階市民ロビー

戦時下の国立市内の様子、東京大空襲で廃墟となった下町の状況。
書家・井上有一氏による、横川国民学校での悲惨な空襲体験を書で表現した作品の展示。

書家の井上有一氏による、横川国民学校での悲惨な空襲体験を書で表現した作品(協力:東京大空襲・戦災資料センター)の写真

書家の井上有一氏による、横川国民学校での悲惨な空襲体験を書で表現した作品(協力:東京大空襲・戦災資料センター)

平成27(2015)年度

郷土史から考える平和・国立の戦跡めぐりウォーキング

平成27(2015)年6月20日(土曜日)10時から12時

太平洋戦争中、国立市は都市部のように空襲で街が焼かれることはありませんでしたが、学校の多くが軍事施設として利用されました。また、日野の高射砲で撃墜されたB29が多摩川べりに墜落し、乗員が現在のくにたち郷土文化館のあたりにパラシュートで落下したという史実もあります。

くにたち郷土文化館講堂→南養寺→滝野川学園(創立者の妻・筆子愛用の「天使のピアノ」がある礼拝堂で当時のお話を伺う)→パラシュート落下地点→城山さとのいえ、古民家→国立第一小学校横→散策道→谷保天満宮(全行程約4キロメートル)

出征兵士の送り出し風景(谷保天満宮)(くにたち郷土文化館所蔵)の写真

出征兵士の送り出し風景(谷保天満宮)(くにたち郷土文化館所蔵)

戦争体験を聞くつどい<沖縄水上特攻からの生還-戦艦「大和」の最後を見た元海軍特別年少兵の証言->

「戦争に協力し、生き残った者の責任は、戦争の真実を語り継ぐことで償うしかないのです。」(西崎信夫氏)

平成27(2015)年8月16日(日曜日)14時から15時30分
くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
語り部:西崎 信夫氏

米軍から「海の狼」と恐れられ、数多の海戦に参加しながら、終戦まで無傷で生き残った駆逐艦「雪風」。15歳で海軍特別年少兵に志願し、この奇跡の駆逐艦と運命を共にした西崎信夫氏による、戦艦「大和」が撃沈された沖縄水上特攻の真実。

西崎 信夫氏

1927年(昭和2年)三重県生まれ。1942年(昭和17年)9月、15歳で海軍特別年少兵として大竹海兵団に入団。1943年(昭和18年)11月、駆逐艦「雪風」に、魚雷発射管の射手として配属となり、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、沖縄水上特攻に参加。戦艦「大和」、「武蔵」の沈没に立ち会い、生存者の救助にあたる。終戦後、海外引揚業務に従事し、その後、戦時賠償艦引渡要員として、中国、ソ連へと赴く。1947年(昭和22年)、復員。

15歳の頃の西崎信夫氏

15歳の頃の西崎信夫氏

「登戸研究所資料館」見学バスツアー

平成27(2015)年11月14日(土曜日)11時45分から16時30分

登戸研究所は、戦前に旧日本軍によって開設され、アジア太平洋戦争において、<秘密戦>の中核を担っていました。開発されていたのは、風船爆弾、電波兵器、生物化学兵器。さらに、中国大陸における経済謀略活動のための偽札が製造されていました。明治大学生田キャンパス内の明治大学平和教育登戸研究所資料館は、旧登戸研究所の実験施設をそのまま保存活用したものです。
動物慰霊碑等のキャンパス内史跡見学、登戸研究所資料館にてDVD鑑賞、館内展示見学を行いました。

風船爆弾模型(明治大学平和教育登戸研究所資料館提供)

風船爆弾模型(明治大学平和教育登戸研究所資料館提供)

戦争体験を聞くつどい2<「戦艦『大和』・『武蔵』・空母『信濃』の最後 駆逐艦「雪風」元乗組員が語る歴史の真実>

平成27(2015)年12月4日(金曜日)13時30分から15時30分
くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ

8月に大好評を博した西崎信夫氏の戦争体験を聞くつどい第二弾。

西崎信夫氏

西崎信夫氏

声の翼で平和をあなたに「平和群読講座」

平成28(2016)年2月18日(木曜日)13時から15時30分
くにたち市民芸術小ホール 地下スタジオ
講師:重水健介氏(日本群読教育の会事務局長)

群読は、詩や物語を大勢で読む声の文化活動です。学校教育に取り入れられているほか、大人のあいだでも、脳の活性化につながるとして、広がりをみせています。声の足し算、引き算、「追いかけ読み」などの工夫で、オーケストラのような響きが生まれ、おなじみの作品が立体的に! 一人で読むのとは異なる新たな味わいを楽しむことができます。

◆平和をテーマにした詩や物語
「一本の鉛筆」(松山善三)
「ひとつの言葉」(北原白秋)
「いのち」(小海永二)
日本国憲法前文
「君死にたもうことなかれ」(与謝野晶子)
「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ) ほか

語り継ぐ会「女性が語る-東京大空襲と戦時下の国立」

”ふるさと東京、国立”の戦争と銃後の暮し

平成28(2016)年3月12日(土曜日)14時から16時
市役所3階 第1・2会議室

<第1部>二瓶治代氏(市内在住) 「紅蓮の記憶-8歳の私が火の海に見たもの」
1945年(昭和20年)3月10日午前0時7分、隅田川と荒川放水に挟まれた人口密度の高い東京下町上空にB29が侵入し、2時間半にわたり焼夷弾による猛爆撃を行いました。10万人が命を失った東京大空襲の火の海の中を、当時、亀戸にお住まいだった二瓶治代さんも逃げまどいます。8歳の少女の目の前で紅蓮の炎は轟音を立てて家々をのみこみ、人々は燃えながら走り、転んだ子どもはその場で燃え尽きていきました。逃げる途中、家族とはぐれて気を失った二瓶さんの命を守ったのは・・・

<第2部>澤 保子氏(市内在住)「B29墜落と国立の銃後の暮し」
終戦直前の1945年(昭和20年)8月8日、日野の高射砲で撃墜されたB29が谷保村(当時)の多摩川べりに墜落しました。これを目撃し、桑畑の中で九死に一生を得たのが澤保子さんです。その緊迫した状況のほか、南養寺での学童疎開と戦災孤児の受け入れ、銃後を守る女性たちの暮し、当時の衣食住など、戦時下の国立の暮しについてのお話です。

焦土と化した墨田区。丸い建物は旧国技館。(東京大空襲・戦災資料センター提供)

焦土と化した墨田区。丸い建物は旧国技館。(東京大空襲・戦災資料センター提供)

写真ミニ展示「私たちの住む街と戦争」

平成28(2016)年3月23日(水曜日)から31日(木曜日)
市役所1階市民ロビー

1944年(昭和19年)11月24日から終戦まで、東京は100回以上の集中爆撃を受け、東京の市街地(当時)の半分が焼失しました。警視庁カメラマンの石川光陽氏が撮影した、当時の惨状を伝える写真と地図などのほか、南養寺に疎開していた子どもたちの様子や、谷保天満宮での出征兵士の送り出し風景など、戦時下の国立の様子を物語る写真などを展示。

1945年(昭和20年)頃の国立駅前の風景(くにたち郷土文化館所蔵)

1945年(昭和20年)頃の国立駅前の風景(くにたち郷土文化館所蔵)

子ども向け平和講演会「わたしたちの”ふるさと東京”が焼け野原になったことを知っていますか?

平成28(2016)年3月30日(水曜日)14:00-15:00
くにたち市民芸術小ホール地下スタジオ
お話:二瓶治代氏(国立市内在住)

1945年(昭和20年)3月10日、北風が強く吹く真夜中のことでした。現在、東京スカイツリーが立っている墨田区などの下町地区に、B29による激しい爆撃が行われました。この地区は、東京の中で最も家が密集していたところです。あっという間に火の海となり、10万人もの命が失われました。その多くは、お年寄りや女性、そして子どもたちでした。

浅草の仲見世あたり(東京大空襲・戦災資料センター提供)

浅草の仲見世あたり(東京大空襲・戦災資料センター提供)

この記事に関するお問い合わせ先

政策経営部 市長室 平和・人権・ダイバーシティ推進係



住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 2階(31番窓口)
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電話:042-576-2111(内線:229、256)
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