【3月10日開催】くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講話×くにたち郷土文化館

更新日:2024年03月15日

昭和20年3月10日未明、東京の下町を襲った大規模な空襲「東京大空襲」。一夜にして10万人ともいわれる尊い命が失われました。この日を忘れることなく、平和について改めて考えるため、くにたち郷土文化館にて特別企画を実施します。

日時:令和6年3月10日(日曜日)_開場:13時/終了:16時(予定)

会場:くにたち郷土文化館_講堂(地下1階)

観覧料・参加費:無料

(注)事前申込制としていましたが、3月8日時点でお席に若干の余裕がございます。参加ご希望の方は、当日直接会場にお越しください。

プログラム

13時15分から

同館に寄贈された慰問袋

解説「資料に見る戦時下の国立」  

くにたち郷土文化館_学芸員_安齋順子氏

出征兵士に送られた日の丸の寄せ書きや、慰問袋など、くにたち郷土文化館に寄贈された戦時下の資料から戦時下の国立の様子を紹介します。また、国立にあった軍事施設と空襲について、地図を見ながら解説します。

14時から

伝承者講話の様子

くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講話【東京大空襲】

国立市に在住している二瓶治代さんの体験と平和への思いを受け継いだ伝承者が心を込めて語ります。

体験者・二瓶治代さん

<二瓶治代さん(1936年/昭和11年生)>の体験

8歳のときに東京大空襲に遭い、亀戸で被災。家族とはぐれ炎の海の中を逃げまどい、折り重なる死体の下で一命を取り留める。奇跡的に家族と再会するも、前日まで遊んでいた多くの友人が死去。

15時から

伝承者講話の様子

くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講話【広島原爆】

国立市内に在住していた平田忠道さん(故人)の広島原爆の体験と平和への思いを受け継いだ伝承者が心を込めて語ります。

体験者・平田忠道さん(故人)

<平田忠道さん(1930年/昭和5年生)>の体験

1945年4月、東京都麻布から父親が転勤していた広島へ、母親と妹、2人の弟とともに転居。そのわずか4か月後、中学3年生だった平田さんは、広島市北部にある可部町での勤労動員の作業中に被爆。

くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者講話とは?

市内在住の広島原爆・長崎原爆及び東京大空襲の体験者の体験や平和への思いを語り継ぎ、それを次世代に継承していくことを目的として市から委嘱を受けた「くにたち原爆・東京大空襲体験伝承者」が行う講話です。

 

(注)本伝承者講話は、体験者本人ではなく、体験者の体験と思いを語り継ぐ「伝承者」による講話です。

お申込み方法

(注)事前申込制としていましたが、3月8日時点でお席に若干の余裕がございます。参加ご希望の方は、当日直接会場にお越しください。

会場アクセス

くにたち郷土文化館

郵便番号186-0011 国立市谷保6231 (電話:042-576-0211)

●JR中央線 国立駅南口より
【立川バス】◆4番乗り場:「国立操車場」「国立泉団地」行き
⇒「くにたち郷土文化館」下車 徒歩約3分

●JR南武線 矢川駅より
【徒歩】徒歩10分
駅改札を出て南口を降りて南へ進み、矢川駅入口交差点を直進、国立谷保郵便局を通過後、当館案内標識のある曲がり角を左折、約150m左手建物

●車でお越しの方へ
【駐車場】一般:5台/優先:1台 いずれも予約不可、無料
(注)駐車場の数が限られているので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。

・開館時間:9時から17時(入館は16時30分)

観覧料:無料

関連イベント「戦争体験アーカイブ展」

アーカイブパネル

国立市をはじめ日野市、多摩市にゆかりのある方の戦争体験を記録したパネル等を展示します。パネルは、当時の写真と体験文、朗読音声をあわせた『音声パネル』。ご本人の肉声で聴ける体験文の朗読をぜひお聴きください。

期間:令和6年3月1日(金曜日)から10日(日曜日)

場所:くにたち郷土文化館 エントランス

(注)申込・参加費不要

この記事に関するお問い合わせ先

政策経営部 市長室 平和・人権・ダイバーシティ推進係



住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 2階(31番窓口)
市役所のご案内
電話:042-576-2111(内線:229、256)
ファクス:042-576-0264
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