万灯火

更新日:2023年06月30日

春彼岸の万灯火

北秋田市の伝統行事である「万灯火(まとび)」をご紹介します。

国立市の夏の風物詩である「国立まと火」は、北秋田市との交流を機に、北秋田市合川地区の伝統行事である「万灯火」を「国立まと火」として行ったことが始まりです。

万灯火は、秋田県北部で春彼岸に行われている伝統行事です。
祖霊が迷わず戻るための道しるべとしてお墓の前で火を焚いて祖霊を迎え供養する習わしであり、五穀豊穣や無病息災の願いも込められています。

阿仁川・小阿仁川水系の旧合川町や上小阿仁村では、「万灯火」という漢字をあてていますが、語源には諸説あります。

お盆の「合川まと火」(車まと火)

元々は春彼岸の行事ですが、旧合川町ではお盆に故郷に帰省する方々にも見てもらいたいということで、昭和47年より「合川まと火」としてお盆にも行うようになりました。
以降、合川地区では毎年8月14日に開催しており、令和4年は50回の節目を迎えた記念として花火も打ち上げられ、多くの方々が楽しみました。

お盆の「合川まと火」では、「ダンポ」と呼ばれる布の玉を合川地区の各家庭から1個ずつ集め、阿仁川沿い約1.2キロメートルの仕掛に吊るします。
また、文字まと火や車まと火など、約2,500個ものダンポを使用します。

川面や白銀の雪景色に映える柔らかいまと火の灯りはとても幻想的で、見る人の心を和ませてくれます。

お盆の「合川まと火」(文字まと火)

【問い合わせ】 北秋田市 生涯学習課 合川公民館
電話 0186-78-2114

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