国立市DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進計画

更新日:2023年06月30日

コロナ禍を受けて、情報通信技術(ICT)を取り巻く環境が大きく変化している中で、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進によって自治体業務の課題解決などを図り、もって質の高い行政サービスを継続して提供していく必要があることから、本市におけるDXへの取組の方向性を示す「国立市DX推進計画」を策定しました。

計画の概要

計画の位置付け

「第5期基本構想第2次基本計画」の推進を「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」によって下支えし、国の「デジタル社会の実現に向けた重点計画」、「自治体DX推進計画」等を踏まえ、前例のない新たな時代に対応していくために新たに策定する計画です。

推進体制

全庁横断的な組織として「国立市情報化推進本部」及び「国立市情報化推進委員会」を設置し、時代の変化や様々な市民ニーズに対して迅速かつ適切に対応しながらDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進していきます。

計画の対象範囲

「行政内部」を対象として、本市として取り組むべき内容や成果目標を示します。(地域社会におけるDX技術の進化が著しいことから、当面の間、「地域社会のデジタル化」については計画上取り扱わないこととしています。)

DX(デジタル・トランスフォーメーション)に取り組む意義

将来にわたって魅力あるまちであり続けていくために、行政や地域が抱える課題の解決に対し、様々なデータを多面的に分析した結果(証拠)に基づく政策立案(EBPM:Evidence Based Policy Making)や解決に向けたデジタル技術の活用などにより、これまでになかったような新たな価値や社会資源を産み出していくことによって、前例のない新たな時代に確実に対応していくことを目指します。そして、市民一人一人の生活を支え、豊かにしていくことを目的に、「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」に取り組んでいきます。

基本方針及び重点取組事項

基本方針

  1. 「書かない」「行かない」スマートな窓口の実現
  2. 「持続可能な」市役所の実現
  3. 「あんしんな」市役所の実現

重点取組事項

  1. 行政手続のオンライン化
  2. キャッシュレス決済の推進
  3. マイナンバーカードの利活用
  4. オープンデータの推進
  5. 情報システムの標準化・共通化
  6. AI・RPAの利用促進
  7. テレワークの推進
  8. 紙中心の庁内手続の電子化
  9. セキュリティ対策の推進
  10. デジタルデバイド対応
  11. デジタル人材の育成

基本方針の実現に向けて必要な視点

  1. Smart & smooth(スマートアンドスムーズ):分かりやすくスムーズな市民サービス
  2. Social inclusion(ソーシャルインクルージョン):だれも取り残さないサービスの実現
  3. Security & convenience(セキュリティアンドコンビニエンス):安全性と利便性のバランスを考慮

計画策定の経過

計画策定の経過

令和4年4月

計画策定方針の決定

令和4年5月から10月まで

計画素案の検討

令和4年11月

計画素案を令和4年度第1回国立市情報化推進本部会議にて検討、庁議付議

令和4年12月

計画素案を令和4年国立市議会第4回定例会総務文教委員会にて報告

令和5年1月

計画素案に対する意見募集(パブリックコメント)実施

令和5年2月

パブリックコメント(5名20件)の意見を反映した計画案を令和4年度第2回国立市情報化推進本部会議にて検討、庁議付議

令和5年3月

計画案を令和5年国立市議会第1回定例会総務文教委員会にて報告、計画の決定

 

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

政策経営部 政策経営課 情報システム係



電話:042-576-2111(内線:244、245)
ファクス:042-576-0264
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか
このページの内容は役に立ちましたか