しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち宣言
1.宣言文
国立市では、これまで、平和を願い、人権を大切にする市民一人ひとりが、しょうがいしゃの「地域で暮らしたい」という思いと向きあってきました。
それは、しょうがいのある人もない人も、自分の選んだ地域で、自分らしい生き方を実現できるよう、お互いに理解し、共感しあい、支えあい、関わってきた歴史であり、私たち市民の貴重な財産です。
私たち国立市民は、これからも学ぶ、遊ぶ、働く、住まう、憩うなど、暮らしのあらゆる面にわたって、共に出会い、育み合える差別のないまちでありつづけるために、ここに「しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち」を宣言します。
2005年4月 国立市
2.宣言に至った経緯
しょうがいのある人もない人も、自分の選んだ地域でともに出会い、ともに育みあえる、差別のない「くにたち」のまちでありつづけることを願い「しょうがいしゃがあたりまえに暮らすまち宣言」が、3月に開催された市議会定例会において可決され、制定されました。
これは、全国に先駆けて制定された宣言です。制定に至った経緯などは下記のとおりです。
3.市民公募による宣言制定検討会を設置しました
平成15年3月の定例市議会において、「障害者があたりまえに暮らすまち宣言に関する陳情」が採択されたことを受け、平成16年4月市民公募による宣言制定検討会が設置されました。
第1回目の検討会には、約40名の参加がありました。その後、毎月1回検討会を開催し、平成16年12月、検討会として宣言文案の最終確認に至りました。
4.宣言文案を市報やホームページに掲載、市民からご意見を募集しました。
宣言文案は本年1月20日号の市報や市のホームページに掲載するとともに、視覚しょうがいしゃの方についても、録音テープを配布し、広く市民の意見を募集しました。
また、本年2月、市民の意見を聴く会を開催し、宣言文案について意見等をいただきました。
そして、市議会での可決を経て、制定されました。
障害者をひらがなにした理由
「障害」の「害」には悪いイメージがあるので、新しいイメージを求めて「しょうがいしゃ」とひらがなで表記しました。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 しょうがいしゃ支援課 相談支援係
住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 1階(5番窓口)
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電話:042-576-2121(直通)、042-576-2111(内線:148、179、405)
ファクス:042-573-1102
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更新日:2023年07月06日