もしもにそなえて-自分で作る救急医療情報キット-
救急医療情報キットは、ご自身の安心・安全を確保するため、かかりつけの医療機関や持病のほか、緊急連絡先などの情報を容器に入れて保管しておくことで、もしものときに備えるものです。
こんなときに役立つ救急医療情報キット
1.意識がない、気が動転して慌ててしまっているとき
急病により、症状をうまく伝えることができなかったり、どう説明してよいかわからないときでも、救急キットを活用することで救急隊員等に情報をより正確に伝えることができます。
2.急病の方を知人や子どもが発見したとき
急病人を知人や子どもが発見したとき、救急車を呼ぶことができれば、救急医療情報キットにより、急病の方に関する情報をより正確に伝えることができます。
3.災害による非常事態のとき
災害時には、かかりつけの医療機関が被災し、情報提供が困難となる可能性があります。救急医療情報キットを避難所等に持参することで、服用薬や持病などの情報を伝えることができます。
手作りキットに必要な様式等のダウンロード
救急医療情報(記入用紙) (PDFファイル: 82.5KB)
【記入例】救急医療情報(記入用紙) (PDFファイル: 97.9KB)
救急医療情報キットの作り方 その1
(ペットボトルとクリアファイルを使用する例)
用意するもの
・ペットボトル(500ml)
・クリアファイル(A4)
・輪ゴム
・手作りキットに必要な様式等
(注)その他 本人の顔写真、健康保険証、診察券、おくすり手帳の写しがあると尚良い
1.
救急医療情報(記入用紙)に記入します。
必要に応じて、ご本人様に関わる情報を追記してください。
2.
クリアファイルに記入した用紙のほか、必要な書類があれば一緒に挟みます。
その後、書類の一番上に救急キット使用マークを入れます。
(注)現金、預金通帳、印鑑などの貴重品は絶対に入れないでください。
3.
書類を挟んだファイルをペットボトルに巻きつけます。
4.
救急キット使用マークの絵柄が見えるように輪ゴムで止めます。
5.
救急キット使用マークを玄関ドア(内側)の目立つところに貼ります。
(注)防犯のため、玄関ドアの外側にはマークを貼らないようにしてください。
6.
救急キット使用マークを冷蔵庫の外側扉部分の目立つところに貼ります。
作成したキットは、冷蔵庫の中(内側のドアポケットなど)に保管してください。
(注)記入した情報に変更が生じた場合、必ず訂正・追記をお願いします。
救急医療情報キットの作り方 その2
(チャック付きビニール袋を使用する例)
用意するもの
・チャック付きビニール袋
・磁石(マグネット)
・手作りキットに必要な様式等
(注)その他 本人の顔写真、健康保険証、診察券、おくすり手帳などの写しがあると尚良い
1.
救急医療情報(記入用紙)に記入します。
必要に応じて、ご本人様に関わる情報を追記してください。
2.
チャック付きビニール袋に記入した用紙のほか、必要な書類があれば一緒に入れます。
その後、書類の一番上に救急キット使用マークを入れます。
(注)現金、預金通帳、印鑑などの貴重品は絶対に入れないでください。
3.
救急キット使用マークを玄関ドア(内側)の目立つところに貼ります。
(注)防犯のため、玄関ドアの外側にはマークを貼らないようにしてください。
4.
作成したキットは、冷蔵庫の外側扉部分の目立つところに貼ります。
(注)記入した情報に変更が生じた場合、必ず訂正・追記をお願いします。
その他の注意事項
1.救急通報し、救急車を呼びます。その際、「冷蔵庫の中に救急情報キットが入っています。」と伝えてください。
2.救急隊員等が、救急キットの情報を医療機関に提供する場合があります。また、玄関ドアや冷蔵庫の扉に救急キット使用マークが貼られていることで、救急隊員等が、ご本人やご家族の了解を得ることなく、救急キットを取り出すことがあります。
(注)容体、緊急度、被災状況、搬送先の医療機関の状況により、ご本人様への救急処置を最優先させるため、キットに記載された情報とは異なる対応をすることがあります。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 高齢者支援課 高齢者支援係
住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 3階(第3会議室)
市役所のご案内
電話:042-576-2111(内線:785)
ファクス:042-576-0264
お問い合わせフォーム
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年06月30日