DV・虐待等被害者の方の健康保険情報の閲覧制限について

更新日:2025年11月25日

令和3年10月から医療機関等の窓口において、オンライン資格確認が開始されたことに伴い、ご自身の健康保険情報を医療機関やマイナポータル上で閲覧できるようになっています。

これにより、DV・虐待等被害者の方のマイナンバーカードを加害者が所持している場合や、加害者が医療機関等に勤務しておりオンライン資格確認を実施できる場合に情報が閲覧される可能性があります。

情報の閲覧制限

ご自身の情報の閲覧を制限するためには、「自己情報提供不可フラグ【注1】」及び「不開示該当フラグ【注2】」の設定を行う必要があります。国民健康保険に加入している方で、住民基本台帳上の支援措置または情報提供ネットワークシステムにおける自己情報の非開示を申し出ている方は、自動的に情報閲覧の制限が設定されます。

【注1】自己情報提供不可フラグ

DV等被害者が相手方のもとにマイナンバーカードを置いてきた場合等に、マイナンバーカードを再交付するまでの間、相手方からの情報の閲覧を防ぐことを目的として設定するものです。「自己情報提供不可フラグ」を設定した場合、医療機関等でマイナンバーカードを健康保険証として利用することができなくなります。(マイナンバーカードを健康保険証として利用するための初回登録もできません。) また、マイナポータルでご自身の健康保険情報、薬剤情報、特定健診情報、医療費通知情報等が確認できなくなります。

【注2】不開示該当フラグ

DV等被害者が避難した際に、完全にDV等の被害を逃れるまでの間に設定するものです。「不開示該当フラグ」を設定した場合、マイナポータルで行政機関の間で行われた情報照会・情報提供の履歴である「やりとり履歴」が確認できなくなります。

解除方法

情報の閲覧制限が設定されている方で、閲覧制限の解除を希望する場合は、下記お問い合わせ先へご連絡ください。

国民健康保険以外に加入している方へ

設定、解除とも加入している健康保険(健康保険組合、協会けんぽ、共済組合等)にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 保険年金課 国民健康保険係



住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 1階(11番窓口)
市役所のご案内
電話:042-576-2124(直通)、042-576-2111(内線:121、122)
ファクス:042-576-0264
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