肝炎ウイルス検診
市では、40歳以上の方を対象とした、B型・C型肝炎ウイルス検診を実施しております。受診したことのない方は、この機会に受診することをお勧めします。
検診対象者
次の1又は2に該当する方は、国立市の肝炎ウイルス検診(B型・C型)を受けることができます。
- 令和6年度中に40歳になる方(昭和59年4月1日から昭和60年3月31日生まれの方) 。
- 昭和60年3月31日以前生まれで過去に1度も受診したことがない方 。
また、上記の対象でない方は、東京都保健所肝炎ウイルス検診の対象となる場合があります。
東京都保健所肝炎ウイルス検診についての詳細は、東京都保健医療局の肝炎ウイルス検診を受けましょうのページをご覧ください。
東京都保健医療局 肝炎ウイルス検診を受けましょう (外部リンク)
受診方法
受診方法は年齢や加入している保険の種類などで異なります。
特定健診、後期高齢者健診(市が実施する検診)と同時に受診する場合は、令和6年5月1日から令和7年2月28日までが受診期間となります。
詳しくは下記の表をご覧ください。
生年月日 | 加入している保険 | 受診方法 | 受診期間 |
---|---|---|---|
昭和59年4月1日から昭和60年3月31日 | 国民健康保険 | 特定健診と同時受診する場合、特定健診の受診券に同封されている受診票(サーモン色)を指定医療機関に持参して受診してください。 | 令和6年5月1日から令和7年2月28日まで |
昭和59年4月1日から昭和60年3月31日 | 国民健康保険 | 肝炎ウイルス検査のみ受診する場合、特定健診の受診券に同封されている受診票(サーモン色)を指定医療機関に持参して受診してください。 | 令和6年4月1日から令和7年3月31日まで |
昭和59年4月1日から昭和60年3月31日 | 国民健康保険以外 | 付加健診と同時受診または、肝炎ウイルス検診のみ受診する場合、身分証(健康保険証や免許証)を持参して、保健センター窓口で申請書を記入してください(申請書は下記のリンクからもダウンロードできます)。 過去未受診の方にはその場で受診票を発行いたしますので、指定医療機関に持参して受診してください。 |
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで |
昭和60年3月31日以前 (過去未受診者のみ) |
国民健康保険 | 市が実施する健診と同時受診する場合、身分証(健康保険証や免許証)を持参して、保健センター窓口で申請書を記入してください(申請書は下記のリンクからもダウンロードできます)。 過去未受診の方にはその場で受診票を発行いたしますので、指定医療機関に持参して受診してください。 |
令和6年5月1日から令和7年2月28日まで |
昭和60年3月31日以前 |
国民健康保険 | 肝炎ウイルス検査のみ受診する場合、身分証(健康保険証や免許証)を持参して、保健センター窓口で申請書を記入してください(申請書は下記のリンクからもダウンロードできます)。 過去未受診の方にはその場で受診票を発行いたしますので、指定医療機関に持参して受診してください。 |
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで |
昭和60年3月31日以前 (過去未受診者のみ) |
国民健康保険以外 | 付加健診と同時受診または、肝炎ウイルス検診のみ受診する場合、身分証(健康保険証や免許証)を持参して、保健センター窓口で申請書を記入してください(申請書は下記のリンクからもダウンロードできます)。 過去未受診の方にはその場で受診票を発行いたしますので、指定医療機関に持参して受診してください。 |
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで |
肝炎ウイルス検診問診票交付申請書 (Excelファイル: 71.3KB)
肝炎と肝炎ウイルスについて
肝炎を起こす原因にはいろいろありますが、わが国ではそのほとんどが肝炎ウイルスの感染によるものとされています。ウイルス肝炎のうち、B型肝炎ウイルス(HBV)によるものをB型肝炎、C型肝炎ウイルス(HCV)によるものをC型肝炎といいます。
B型肝炎、C型肝炎は、主に感染している人の血液が身体の中に入ることによって感染します。感染をすると、「身体がだるい」「食欲がない」「吐き気がする」「白眼や皮膚が黄色くなる」などの症状が出ます。これが急性肝炎と呼ばれる状態です。また、この2つの肝炎は慢性化し肝硬変や肝臓がんへ進行しやすいという特徴があります。
ところが、HBVやHCVに感染しても症状が軽くて気づかなかったり、まったく症状が出ない場合(不顕性感染)があります。(特にC型肝炎は、全く症状の出ない不顕性感染が多いと言われています。)なお、肝炎ウイルスが身体の中から排除されずに住みついてしまう(キャリア化する)こともあります。
このため、症状がなくても、感染しているかいないかきちんと検査をすることが大切です。
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更新日:2024年04月04日