1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください

更新日:2023年07月05日

都内において、はちみつの摂取が原因と推定される乳児ボツリヌス症による死亡事例がありました。
乳児ボツリヌス症は1歳未満の乳児に特有の疾病で、経口的に摂取されたボツリヌス菌の
芽胞(注)が乳児の腸管内で発芽・増殖し、その際に産生される毒素により発症します。
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児に、はちみつを与えるのは避けてください。

芽胞とは
ボツリヌス菌などの特定の菌は、増殖に適さない環境下において、芽胞を形成します。芽胞は、加熱や乾燥に対し、高い抵抗性を持ちます。
芽胞を死滅させるには、120℃4分以上またはこれと同等の加熱殺菌が必要です。100℃程度では、長い時間加熱しても殺菌できません。

ボツリヌス菌及び乳児ボツリヌス症に関する詳しい情報は、東京都福祉保健局のホームページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康まちづくり戦略室 保健センター



住所:186-0003 国立市富士見台3-16-5 保健センター1階
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​​​​​​​電話:042-572-6111
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