これでわかる栄養成分表示の基本!

更新日:2023年08月21日

食品を買う際に、栄養成分表示を確認することはありますか?

栄養成分表示を正しく見て、健康づくりに役立てましょう。

栄養成分表示とは

お弁当やお菓子などのパッケージには、原則として栄養成分の含有量が表示されています。

栄養成分表示を見れば、その食品にどの栄養素がどのくらいの量が含まれているか知ることができ、摂取不足やとりすぎを防ぐことに役立てることができます。

栄養成分表示には何が書いてあるのか

「表示の単位」と「栄養成分の含有量」が表示されています。

例:
     栄養成分表示の例(ヨーグルト)

表示単位

100g当たり、100ml当たり、1包装当たり、1食当たりなど、商品によって使用されている単位が異なります。必ず確認しましょう。

必ず表示される5項目

エネルギー

生きるため・身体を動かすために大切なもの。摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスによって体重が変化する。

たんぱく質

筋肉や内臓、皮膚、ホルモンなどを作る。

脂質

細胞膜やホルモンなどの材料になる。とり過ぎると肥満や心疾患のリスクを高める。

炭水化物

身体を動かすために必須。とり過ぎると肥満の原因になる。

食塩相当量

食品中のナトリウムの量を食塩量に換算したもの。とり過ぎると高血圧を引き起こし、腎臓病などの病気にかかりやすくなる。

健康な人の1日あたりの摂取目標量(18歳以上)
  男性7.5g未満/女性6.5g未満

栄養成分表示を活用してみよう

栄養成分表示を使えば、エネルギーや栄養成分の量が一目でわかり、簡単に不足やとり過ぎを防ぐことができます。

・肥満の予防
→エネルギー量をチェック

・食事のバランスをとる
→たんぱく質、脂質、炭水化物の量をチェック

・高血圧症の予防や管理
→食塩相当量をチェック   (注)少ないものを選ぶことがポイント

・高齢者の低栄養予防
→エネルギー、たんぱく質の量をチェック

まずは栄養成分表示を見てから商品を決める、新しい習慣を身につけましょう

栄養強調表示とは

食物繊維たっぷり、カルシウムたっぷり、塩分40%カット、脂質50%カットなど、一定の基準より多いまたは少ない含有量であることを分かりやすく表示したのが、栄養強調表示です。

栄養強調表示は、不足気味のため摂取量を増やしたいときや、とり過ぎが気になるため摂取量を減らしたいときに、それを目印に選ぶことができます。

どのくらい増やせるのかまたは減らせるのか、栄養成分表示を見て、実際に含まれている量を確認することも大切です。

栄養成分表示についてもっと知りたい方へ

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