地球温暖化の現状とその対策について

更新日:2023年07月25日

地球温暖化によって気温はどれくらい上がったの?

二酸化炭素をはじめとする「温室効果ガス」が増えたことによって、世界の年平均気温は百数十年前と比較して1.09℃、日本だけでみると、過去100年で1.28℃上昇したと言われています。

 

世界平均気温の変化の表

日本の年平均気温偏差の経年変化の表

このまま温室効果ガスが増え続けてしまうと、世界の平均気温は2100年までに最大で5.7℃も上昇するとされています。

2100年までの世界平均気温の変化予測の表

 

地球温暖化によってどんなことが起こるの?

地球温暖化は、ただ気温が高くなるだけではありません。約100年間の間に、大雨の発生回数や暑い日の日数は増加傾向にあるなど、すでに地球温暖化の影響は現れています。

全国アメダス1時間降水量50ミリ以上の年間発生回数の表

日最高気温35℃以上(猛暑日)の年間日数の経年変化の表

また、このまま気温が上昇することによって、異常高温や極端な雨以外にも、さまざまなリスクが増大するとされており、私たちの健康や生命の危険だけでなく、さまざまな動植物たちの絶滅まで引き起こす可能性があるなど、後戻りのできない被害が発生する可能性があります。

陸域における極端な高温の予測される変化の表

陸域における大雨の予測される変化の表

複数の分野地域におよぶ主要リスクの一覧

地球温暖化対策のために私たちは何をすればいいの?

地球温暖化の主たる原因となる二酸化炭素は、私たちの暮らしの中で発生します。

2020年度の家庭からの二酸化炭素排出量は、約3.9トン/世帯とされています。

2020年度家庭からの二酸化炭素排出量用途別内訳のグラフ

用途別の内訳をみると、二酸化炭素排出量は、照明や家電製品などからが最も多く、次いで自動車、暖房、給湯となっています。

そのため、これらの使い方を変えたり、省エネ性能の高いものに変えたりすることで、二酸化炭素の排出削減につながります。

 

具体的な取り組みやその効果については、以下のパンフレットや、URLを参考にされてください。

 

【家庭で取り組める地球温暖化対策についてまとめた資料】

・家庭の省エネハンドブック(東京都作成):

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/publishing.html

・COOL CHOICEガイドブック(全国地球温暖化防止活動推進センター作成):

https://www.jccca.org/about/project/ccguide

 

【家庭で取り組める地球温暖化対策について教えてくれるホームページ】

・全国地球温暖化防止活動推進センター:https://www.jccca.org/

・環境省:https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/

・経済産業省・資源エネルギー庁:https://www.enecho.meti.go.jp/

・家電製品協会:https://shouene-kaden2.net/

うちエコ診断を受診してみよう

2020年度の家庭からの二酸化炭素排出量は、約3.9トン/世帯とされています。しかし、これはあくまでも平均的な数値です。自身の家庭のどこでどのくらいエネルギーが使われていて、二酸化炭素排出量はどれくらいなのか知るには、「うちエコ診断」を受診してみましょう。「うちエコ診断」はWEB上で受診が可能です。

「うちエコ診断」とは、ご家庭の年間エネルギー使用量や光熱水費などの情報をもとに、専用のソフトを使って、お住まいの気候やご家庭のライフスタイルに合わせた省エネ、省CO2対策を提案する、環境省の事業です。

 

・うちエコ診断WEBサービスホームページ:https://webapp.uchieco-shindan.jp/

・うちエコ診断の詳細についてはこちら:https://www.uchieco-shindan.jp/

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 環境政策課 環境政策係



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