陸上自衛隊立川駐屯地内泡消火設備専用水槽の安全対策について要請をしました

更新日:2023年07月25日

令和4年7月22日に防衛省ホームページにおいて、令和3年度に実施された全国の防衛省・自衛隊施設における泡消火設備専用水槽の水質調査の分析結果が発表されました。

この分析結果では、陸上自衛隊立川駐屯地内にある3か所の泡消火設備専用水槽のうち、1か所の水槽において、有機フッ素化合物であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の合算値が140ng/lであり、環境省が定めた水環境中の暫定目標値50ng/lを超えていました。このことを受けて、陸上自衛隊立川駐屯地ならびに北関東防衛局長に次のことを要請しました。

1.要請日

令和4年8月18日

2.要請先

・陸上自衛隊立川駐屯地司令

・北関東防衛局長

3.要請者

立川飛行場周辺自治体連絡会
(立川市長、昭島市長、小平市長、日野市長、国分寺市長、国立市長、東大和市長、武蔵村山市長)

立川飛行場に関する共通の諸問題の解決に向けて、相互に協力し、情報交換、協議等を行うことを目的とし、平成24年3月から組織しています。

4.内容について

1.今回、水環境中の暫定目標値を超えてPFOS及びPFOAが混入していた泡消火設備専用水槽内の水槽水は、適切な方法により速やかに処分すること。

2.上記処分までの間は、当該水槽水を使用しないこと。あわせて、水槽水が漏出することがないよう管理を徹底すること。

3.原因究明を速やかに行うとともに、再発防止策を講ずること。

4.泡消火設備を設置及び使用する限りにおいて、継続して定期的に専用水槽の水質調査を行うこと。

5.以上の泡消火設備専用水槽内水槽水の処分等に関する情報は、今後、周辺自治体に速やかに提供するとともに、周辺住民への周知を丁寧に行うこと。

 

要請文(陸上自衛隊立川駐屯地司令宛て) (PDF:337.2KB)

要請文(北関東防衛局長宛て) (PDF:336.9KB)

自衛隊施設における泡消火設備専用水槽水質調査結果について(外部リンク)

陸上自衛隊立川駐屯地から情報提供(令和4年11月29日)

・11月29日、立川駐屯地内泡消火設備専用水槽の清掃が終了した。

・担当業者が水槽内を清掃。水槽内の水は担当業者が引き取り、産業廃棄物処理場にて処分した。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 環境政策課 環境政策係



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