さくら通り改修事業に伴う植栽計画について

更新日:2023年06月30日

市では現在、さくら通りの車線を4車線から2車線に減線し、自転車道を新たに設けて、人にやさしい道への改修事業を進めています。
さくら通りの桜(ソメイヨシノ)は、老朽化が進行しているものが増えています。そのため市では、樹木医の診断により、強風時などに倒木する危険があると診断された桜は、改修事業の中で新しい桜(ジンダイアケボノ)に植え替えて、桜並木を次世代へとつないでいくための整備に取り組んでいます。

1960年代さくら通り

 

さくら通り

2015年さくら通り
さくらの倒木写真

植栽計画について

  1. 老朽化した桜は樹木医の診断に従い植替えをします。
     街路樹診断の結果、老朽化し強風時などに倒木する危険が高く、不健全(C)と判定された桜の保護には、倒木防止対策(支柱等)が必要というのが樹木医の見解です。 道路内の限られた空間の中で老朽化した桜を保護していくことと、歩行者と自転車の通行を区分し、人にとって安全・安心な道路に改修することの両立は難しいことから、やむを得ない判断として老朽化した桜は若木に植替えることで、安全な桜並木を次世代に引き継いでいきます。
    なお、診断結果については、桜の管理番号票に記載してあります。
  2. イチョウは存置します。
     主要交差点部は右折レーン設置により、一般部より車道が広くなることから自転車道の幅員(2.0メートル)を確保するためや配置修正によるイチョウの植替えを計画していましたが、関係機関との調整により存置することにしました。

ジンダイアケボノ(神代曙)の植樹について

  1. 新たに植樹しているジンダイアケボノと既存木のソメイヨシノとの類似点
    さくら通りの桜の開花時期は、3月下旬から4月上旬と2種とも同時期です。ジンダイアケボノの方がソメイヨシノよりも、1週間から3日ほど早い時期に開花します。どちらも色は淡紅色ですが、ジンダイアケボノの特徴としては花びらにピンク色がやや強く出ます。
  2. ジンダイアケボノが街路樹として優れている点
    ソメイヨシノより樹高・樹形がやや小さいことから、車道などに枝が張り出して、通行する車両へ影響を及ぼすことが無くなります。また、ソメイヨシノは植物の伝染病にかかりやすいという特徴がありますが、ジンダイアケボノは比較的病気に強いといわれています。これらのことから、新たに植えた桜が枝折れや病気によって弱ることなく、より長い間街路樹として維持することが可能となります。

 

ジンダイアケボノの写真

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 道路交通課 整備係


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