国立市立第二小学校改築に伴う樹木の移植について
国立市立国立第二小学校(以下「二小」と言います。)改築に伴い伐採予定となった樹木の移植について、以下のとおり取り扱うこととなりましたので、ご報告いたします。
1.経過
二小の建て替えにおいては、記念樹の移植や敷地東側に緑道を整備する等、既存の樹木を活用しながら、校舎配置の変更等に伴いやむを得ず支障となる樹木を更新する計画としておりますが、二小の児童の保護者を含む市民団体であるつづく つながるくにたち みらいの杜プロジェクト様(以下「みらいの杜プロジェクト様」と言います。)から、既存樹木を市民活動としてなるべく残したいとのご意見を受け、令和5(2023)年5月1日付で国立第二小学校改築マスタープランが示す環境整備、加えて子どもたちがSDGsに関してより理解を深め、環境教育の一助とすることを目的として「国立第二小学校改築に伴う樹木の移植・育成に関する協定書」を締結し、昨年の5月に36本の樹木を新校舎建設工事仮囲い内東側に仮移植いただきました。
また、令和6(2024)年2月21日に「国立第二小学校改築に伴う仮移植樹木の本植に関する協定書(以下「本移植協定」と言います。)」を締結し、本件移植事業は改築工事の支障とならないことを前提としており、二小敷地内に本移植を行うことができる本数等には制限があることから、34本の仮移植樹木を市内、市外の方々に引き取っていただきました。
【令和6(2024)年12月11日追記】みらいの杜プロジェクト様より、この移植事業において46本の樹木を取扱い、41本を市内、市外に移植し、5本を添木・工作等に活用した旨の報告をいただきました。
2.二小での樹木の本移植について
本移植協定において、二小敷地内の本移植についてはみらいの杜プロジェクト様から対象とする樹木、養生・管理に関するものを含む具体的工法等を記載した計画書を教育委員会に提出いただき、教育委員会はその内容を確認することとしており、残った2本の桜について、本移植協定に沿って二小の敷地内での本移植に向けて教育委員会とみらいの杜プロジェクト様で協議を進めてまいりました。
令和6年8月27日付で提出いただいた計画書において提案いただいた原木丸太による支柱、根杭の設置、本移植後の樹木の安定した活着のための養生等について、専門的な知見を得る観点から樹木医にも確認いただき、教育委員会として妥当と判断したため、9月中旬より新校舎建設工事仮囲い内2か所に合計2本の本移植を行うこととなりましたのでお知らせいたします。(添付の参考配置図をご参照ください。)
3.移植候補地及び対象樹木
(1)敷地南東(既存樹木25番付近)
対象樹木 樹種:サクラ、樹高:約4.5m、幹周:約230cm
(2)新校舎北東(既存樹木56番付近)
対象樹木 樹種:サクラ、樹高:約3.5m、幹周:約190cm
4.その他
本件について、ご意見・ご質問等がございましたら、お手数ですが下記へご連絡をお願いいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
国立市教育委員会教育部教育総務課教育施設担当
電話042-576-2111 内線325
教育総務課メール:sec_kyosomu@city.kunitachi.lg.jp
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 教育部 教育総務課 教育施設担当
住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 3階(41番窓口)
市役所のご案内
電話:042-576-2111(内線:325)
ファクス:042-576-3277
お問い合わせフォーム
更新日:2024年12月11日