市指定有形・考古資料(6)

更新日:平成29年12月15日

顔面把手付土器

顔面把手付土器の写真

文化財分類種別

市指定有形文化財・考古資料

所在地

国立市谷保6231くにたち郷土文化館

公開状況

公開

所有者

国立市

指定日

平成11年4月1日

概要

 顔面把手付土器は、縄文時代中期(5,000から4,000年前)に特徴的に見られる土器で、口縁部に人面を施した把手が付いています。その特殊性・希少性から、儀式やお祭りに用いられたものと考えられています。
顔面把手付土器の多くは、顔が土器の内側を向き、俯くように土器の中を覗き込んでいるため、器に入れた供献の食物を食する姿であるという説や、胎児を抱える姿であるという説があります。
右の土器は、昭和34(1959)年に、市内に住む考古学者・甲野勇氏を中心に行われた、南養寺遺跡の発掘調査において発見されました。
特徴としては、
(1)内外面に顔が表現されていますが、主たる顔が外を向いている
(2)比較的表現が豊かであるのに、口は内外面ともにない
(3)顔面のみでなく、手を加え人体文を施している
(4)三本指という奇怪な表現がみられること
が挙げられます。

紡錘車

紡錘車の写真

文化財分類種別

市指定有形文化財・考古資料

所在地

国立市谷保6231くにたち郷土文化館

公開状況

公開

所有者・管理者

国立市・くにたち郷土文化館

指定日

平成13年4月1日

概要

紡錘車は糸を紡ぐ道具です。
この紡錘車は昭和59(1984)年に行われた仮屋上遺跡第四次発掘調査で出土しました。
「武蔵國多磨」「羊」という文字が刻まれた滑石製の紡錘車で、奈良時代の庶民の漢字使用を考える上で、大変に貴重な資料です。

 
 
 
 

人体文土器

文化財分類種別

市指定有形文化財・考古資料

所在地

市指定有形文化財・考古資料

公開状況

公開

所有者・管理者

国立市・くにたち郷土文化館

指定日

平成17年4月1日

概要

この人体文土器は、昭和58(1983)年に行われた南養寺遺跡第2次発掘調査時に、第6号住居址より出土した資料です。祭祀儀礼などの供献用の器としてつくられた縄文時代中期の土器です。
土器表面に人体を表現したと思われるモチーフを施す、数少ない資料であるとともに、見事な造形美からなる貴重な考古資料です。

 

四軒在家遺跡古墳出土副葬品

四軒在家遺跡古墳出土副葬品の写真

四軒在家遺跡古墳出土副葬品の写真

文化財分類種別

市指定有形文化財・考古資料

所在地

国立市谷保6231くにたち郷土文化館

公開状況

非公開
(ただし事前に見学の申込みをしていただいた場合、日程調整の上見学が可能です。)

所有者・管理者

国立市・くにたち郷土文化館

指定日

平成21年4月1日

概要

この資料は、四軒在家遺跡第2次発掘調査において発見された10基の古墳及び周辺から出土した、古墳時代遺物(830点)の一括資料です。
10基もの古墳が一度に調査された例は、多摩川上流域でも他になく、非常に重要な調査でした。

10基の古墳の中で最も石室の残りの良い四軒在家1号墳を、四軒在家公園内(矢川3-10-1)に移築保存しています。
現地には移築保存された古墳が一基残るのみであり、そうした意味でもこの資料群は、国立市並びに多摩地域の古墳時代を解明する上でも非常に貴重です。

 
 
 
 
 
 

関鋳物師跡出土遺物(関鋳物跡遺跡・梅林遺跡出土遺物)

文化財分類種別

市指定有形文化財・考古資料 

所在地

国立市谷保6231くにたち郷土文化館

公開状況

非公開
(ただし事前に見学の申込みをしていただいた場合、日程調整の上見学が可能です。)

所有者・管理者

国立市・くにたち郷土文化館

指定日

平成24年4月1日

概要

この資料は、1994(平成6)年実施の関鋳物跡遺跡第二次発掘調査と、1997(平成9)年実施の梅林遺跡発掘調査検出の近世鋳物関係遺物の一括資料です。
谷保鋳物師三家(矢澤家・関家・森窪家)の中心的存在であった関家は、東京・埼玉・神奈川に、梵鐘のほか半鐘や仏像、鰐口など多種に亘る製品を奉納していました。発掘調査により、大型製品以外の農耕具や日用品の鋳型が多数出土し、身近な製品の製作も確認されました。近世における江戸近郊の産業について物語る資料群として、非常に貴重です。

 
 
 
 
 
 
 

下谷保9号墳出土遺物

下谷保9号墳出土遺物の写真

文化財分類種別

市指定有形文化財・考古資料

所在地

国立市谷保6231くにたち郷土文化館

公開状況

非公開
(見学が可能な場合もありますので、ご連絡ください)

所有者・管理者

国立市・くにたち郷土文化館

指定日

平成27年4月1日

概要

下谷保9号墳は、平成21年6月に実施した試掘調査で発見された古墳です。墳丘や石室の天井は残っていませんでした。石室は地山を掘りこみ、河原石を積み上げて作られていました。
石室から直刀1振、鉄鏃10点、刀子2点、毛抜き1点、機種不明金具1点、滑石製丸玉9点とガラス製丸玉25点(いずれも首飾りか)、人の歯牙14点が出土しました。歯牙の分析の結果、被葬者は20から39歳くらいの大人であることがわかりました(性別不明)。
下谷保9号墳は、石室の形と出土遺物の年代から、6世紀末から7世紀前葉の古墳と考えられます。下谷保古墳群の、時期が判明している古墳の内では最古のものです。また、このような石室の古墳は多摩川左岸では初めての発見であり、その出土遺物は大変貴重なものといえます。

 
 
 
 
 
 

地図情報は下記をご覧ください。

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