市指定・史跡(3)
南養寺庭園
文化財分類種別
市指定史跡
所在地
国立市谷保6218
公開状況
非公開
所有者・管理者
南養寺
指定日
昭和57年4月1日
概要
本堂の北面にある、1,000平方メートル余りの庭園で、生垣をもって背景を区切り、西側は築山がつくられ、植栽を主とした庭園です。禅宗の自然観の所産といわれる枯山水様式で、その背景をよく残しています。作庭年代は、天保7(1836)年から天保10(1839)年頃と推測されています。
南養寺遺跡敷石住居跡
文化財分類種別
市指定史跡
所在地
国立市谷保6218
公開状況
非公開
(現地は非公開ですが、くにたち郷土文化館(谷保6231)の敷地内に復元展示されています。掲載画像はくにたち郷土文化館で復元展示中のものです。)
所有者
南養寺
指定日
昭和60年8月1日
概要
昭和57(1982)年に庫裡改修工事の際に発見された縄文時代中期末(約4000年前頃)の住居跡です。
この住居は、竪穴の平面形が柄鏡形をしていて、床に石が敷かれています(柄鏡型敷石住居跡)。
本体部は径3メートルの円形となり、中央に炉がつくられ、入口部と推定される張出部は2.5メートルです。
下谷保一号墳
文化財分類種別
市指定文化財・史跡
所在地
国立市谷保4205の1他
公開状況
公開
(横穴式石室は、保存のため調査後そのまま埋め戻されています。墳丘は見学することができます。)
所有者・管理者
国立市
指定日
平成18年4月1日
概要
下谷保一号墳は、『国立市史』編纂事業の一環として、昭和60(1985)年に発掘調査が行われました。当時、市内での古墳時代遺跡の調査例は初めてであり、非常に重要な調査となりました。
一号墳は直径14メートル、高さ2メートルの墳丘と、東西軸長23メートルの周溝をもつ円墳です。また、多摩川上中流域の古墳に多い、河原石乱石積みの横穴式石室が、天井部付近まで残っており、非常に貴重なものです。
石室主体部からは直刀や鉄鏃といった副葬品が出土していることから、7世紀前半中頃に築造されたと推定されます。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 教育部 生涯学習課 社会教育・文化芸術係
住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所 3階(45番窓口)
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電話:042-576-2111(内線:323)
ファクス:042-576-3277
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更新日:2023年06月30日