前国立市議会議長 青木健「議長」職の振り返り

議長就任以来、2年間にわたる議長としての大任に対し、議員の皆様並びに市当局の皆様には、多岐にわたりご支援、ご協力をいただきましたことに対し、深く感謝を申し上げたいと思います。

さて、まずは今期を振り返ってみますと、ある議員の選挙運動用ビラに生じた疑義に対する調査特別委員会の設置と、その報告を受け提出された辞職勧告決議案の全会一致での可決がありました。このことに法的拘束力はありませんが、私たちが忘れてはいけないのは、被害を受けた方の心は未だに癒されていないということを、決して忘れてはならないと強く思います。

次に、私が議長として務めさせて頂きました2年間でありますが、何といってもコロナ禍、それも度重なるウイルスの変異による急激な感染拡大であったと思います。その様な中で私が常に考えましたのは、議会からの感染による庁内でのクラスター発生によって、市民生活に影響を与えることがあってはならないということでありましたが、皆様方お一人お一人のご努力によって回避出来ましたことに対し、心から厚く御礼を申し上げたいと思います。

併せて、私の議長就任時にお約束しました議会基本条例の点検作業も、議会運営委員会の皆様のご尽力により出来上がりました。ぜひとも来期に向けお役立ていただき、これからも議会改革を続けていっていただきたいと思います。

最後に、この間私を支えてくださいました市民の皆様並びに議会事務局をはじめとする職員の皆様に、衷心より厚く御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

誠にありがとうございました。