ロシア連邦のウクライナ侵攻に対して断固抗議する決議について

令和4年2月28日に開催された国立市議会第1回定例会において、ロシア連邦のウクライナ侵攻に対して断固抗議する決議の提出を求める動議が提出され、全会一致で可決いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。

ロシア連邦のウクライナ侵攻に対して断固抗議する決議

今般、ロシア連邦がウクライナに侵攻したことは、決して許されるものではない。

ウクライナの無辜の民の生命・財産・自由が失われていることに、深い悲しみと強い怒りを覚える。

ウクライナ侵攻は、日本国の基礎自治体である国立市においても、遠い国の出来事ではない。

『私たちは、世界で最初の核被爆国の市民として、世界の平和の実現のために努力していく責任があります。』

この文は、国立市平和都市宣言の一節である。

国立市議会は、ウクライナ侵攻を他人事として傍観するのでなく平和を求める努力を行い、ウクライナ国民と連帯することを表明する。

この侵攻は、国際秩序を乱し、自由と民主主義の根幹を揺るがすものである。

国立市にはウクライナ国籍、ロシア国籍を含む多数の外国籍住民がおり、侵攻の継続は、市民社会に深刻な影響を与えかねない。

ロシア連邦に対して、軍の即時撤収と原状回復、国際法の遵守を求める。国立市議会は、ロシア連邦のウクライナ侵攻を断じて許すことはできない。強く抗議する。

以上、決議する。

令和4(2022)年2月28日

東京都国立市議会