旧国立駅舎が建築関連の各賞を受賞しました。

鉄道建築協会賞(作品部門 佳作：2020年)

■鉄道建築協会賞とは？

鉄道建築協会では、鉄道建築におけるデザインおよび技術の向上に貢献したと認められる建築作品ならびに論文業績に対し、鉄道建築賞を授与し、その業績を顕彰しています。

■受賞のポイント

旧国立駅は1926年(大正15年)に国立大学町のシンボルとして開業、中央線の高架化に伴い解体、数少ない史料を調査検討、創建当初の内外意匠を再現した。

保存部材を約70％も再利用、耐震補強や全館空調、遺構展示の機能を付加し、鉄道遺産としても稀少な築94年超の木造駅舎が「まちの魅力発信拠点」として再生した。

四国化成デザインコンテスト(グランプリ：内装材・外装材・舗装材部門)

採用商品：弾性パレットクリームHG(406+202(1：1) )木鏝押え仕上

■四国化成デザインコンテストとは？

四国化成工業株式会社が同社製品を採用した施工作品を全国から募集し、優秀な作品を表彰するためのコンテストです。住宅/店舗の内外装や、住宅エクステリア/景観エクステリアなど、幅広いジャンルから優れた施工作品を募集しています。

■受賞のポイント

築90年の歴史ある建物の再生プロジェクトを、建築当初の意匠を守りつつ現代の材料や技法で再現しています。

白い壁面は左官職人の手仕事ならではの仕上げにより、歴史ある建物を風合いあるものとしています。