小型生ごみ処理容器「ミニ・キエーロ」を使用してみませんか?
「ミニ・キエーロ」を使用してみませんか?
ミニ・キエーロとは?
「ミニ・キエーロ」はプランターに木枠と屋根を取り付けた生ごみ処理容器です。
容器に入れた土に生ごみを埋め ると 、土の中のバクテリアが生ごみを水と二酸化炭素に分解します。 自然の力で分解するため、天候や気温に左右されることもありますが、使用方法を守っていただければ、臭いや虫も発生しにくいものです。
神奈川県葉山町で発明された、木枠の中の土に生ごみを埋めて処理する「バクテリア deキエーロ」や、「ベランダdeキエーロ」の仕組みを生かし、より手軽に使用できるよう、国立市で小型化 ・軽量化 しました。

ミニ・キエーロ(左)とミニ・キエーロL(右)
ミニ・キエーロの入手方法
以下の販売店で販売しているほか、市のモニター講習会に参加のうえ、モニターに参加していただいた方に1世帯に1台差し上げています。
モニター講習会の開催については、市報・ホームページ等でお知らせします。
また、参加者を10人程度集めていただければ、日程等を調整のうえ、モニター講習会を開催します。
店舗名 | ジャッキンボックスワールド(株式会社イデア・アート) |
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所在地 | 国立市富士見台2-23-5 |
電話番号 | 042-571-1737 |
営業時間 | 午前10時から午後6時まで (注)定休日はありませんが、都合により休業する場合があります。 |
種類 | 大きさ | 価格 |
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ミニ・キエーロ | 幅58センチメートル、奥行39センチメートル、高さ33センチメートル程度 | 400円(消費税別) |
ミニ・キエーロL | 幅74センチメートル、奥行45センチメートル、高さ33センチメートル程度 | 500円(消費税別) |
(注)この価格は国立市家庭用生ごみ処理容器普及促進販売事業による価格で、対象者は、国立市内居住者及び市内で事業を営む方で、購入した容器を市内に設置し、1年以上使用する方です。また、国立市生ごみ堆肥化容器購入費の住民負担軽減措置の対象にはなりません。
ミニ・キエーロの使用方法
詳細は以下のマニュアルや動画もご覧ください。

- 日当たりが良く、風通しが良い場所に設置し、内側の線のところまで土を入れてください。
- ホームセンター等で販売している黒土が最適ですが、庭土でも構いません。粘土質の土や腐葉土、砂、砂利では分解しません。14リットルの土で2袋が目安です。

- 20センチメートルくらい穴を掘り、掘った土は横によけておきます。
- 穴が浅いと、生ごみの臭いがして、虫が寄ってくる原因となりますので、しっかり穴を掘ってください。

- 生ごみを入れ、生ごみを細かくしながら土とよく混ぜます。1回につき200グラムから300グラム、握りこぶしくらいが目安です。

- 生ごみが土と触れ合うことで、生ごみの分解がよく進みます。

- 穴を掘ったときに横によけておいた土をかぶせてフタをします。
- 乾いた土をかぶせることで、臭いを防ぎ、虫が寄ってくるのを防ぎます。
- 夏は1週間、冬は2週間くらいで分解が終わります。分解が終わったら、生ごみを入れてください。
- 3ヶ所くらいに分けて夏は2日から3日、冬は4日から5日置きに順番に生ごみを入れていくことをおすすめします。
- 土の中の微生物が生ごみを水と二酸化炭素に分解し、水と二酸化炭素は空気中に放出されるため、土は増えたり減ったりしません。
ミニ・キエーロ使用マニュアル (PDFファイル: 1.1MB)
ミニ・キエーロの使い方のコツ
- 生ごみは分解しやすいものと分解しにくいもの、分解しないものがあります。
分解しやすいもの | ごはんや麺、肉や魚、食用油、カレーやドレッシング、お茶がらやコーヒーかす、加熱した野菜 |
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分解しにくいもの | 根菜、ニンジンの皮などの少し硬い野菜の皮、魚などの小さな骨 |
分解しないもの | 鳥などの大きな骨、卵の殻や貝殻、梅干しなどの大きな種、玉ねぎの皮などの水分のない皮、トウモロコシの芯やブロッコリーの茎、紙やビニール |
- 人間が食べられるもの、カロリーが高いものや加熱したもの、細かくしたものなど、人間が食べやすいものが分解しやすいです。
- しっかり穴を掘り、生ごみを土とよく混ぜ、土をかぶせてフタをするのがコツです。
- ミニ・キエーロは自然の力で生ごみを分解するもので、家庭から出るすべてのごみを処理できるわけではありません。
- 生ごみは土で処理できることを体験していただくためのもの、家庭から出るごみの一部を処理するものとしてご活用ください。
よくあるご質問
- 生ごみが分解しません
生ごみは分解しやすいものと分解しにくいものがあります。また、生ごみを入れる際に細かくしながら土とよく混ぜないと分解に時間がかかります。さらに、生ごみの水分が少なすぎる場合や、多すぎる場合も分解に時間がかかり、虫が寄ってくる原因となります。冬は分解に時間がかかります。
- 虫が湧いてしまった場合はどのようにしたらよいですか
ごみが多すぎてごみが土の表面に出ている場合や、ごみの水分が多すぎて臭いがもれている場合に虫が寄ってきてしまいます。虫が湧いてしまった場合は熱湯や殺虫剤をかけたり、土をかぶせたりして、しばらく使用を中止することで改善します。
- 生ごみを分解した土は堆肥として使えますか
ミニ・キエーロは生ごみの堆肥化を目的としたものではないですが、生ごみを分解した後の土は、養分を含んでいて植物がよく育ちますので、ガーデニングや家庭菜園に使うこともできます(使った分は土を補充してください)。 - 使わなくなったミニ・キエーロと土はどのように捨てたらよいですか
ミニ・キエーロは粗大ごみになります。土は市で処理できないので、専門の処理業者に処理を依頼してください。
ミニ・キエーロのモニターの方からいただいたご意見をご紹介します
ミニ・キエーロの輪が広がっています!
小型生ごみ処理容器「ミニ・キエーロ」は、平成26年から、市役所敷地内での実証実験や市民の方々によるモニター事業を行っています。葉山町で開発された「バクテリアde(デ)キエーロ」「ベランダde(デ)キエーロ」の体験版・小型版として作成したこの「ミニ・キエーロ」を利用している方が増えてきています。
家庭から出る生ごみを上手に楽しく分解している方や、仕組みを利用して自分なりの容器を作った方などをここでご紹介します。
北地域のお宅に設置されたミニ・キエーロ
北地域のこちらのお宅では、平成26年2月から自宅の軒下に設置しています。
臭いや虫もなく、楽しんで生ごみ減量に取り組めているそうです。
家族2人分の生ごみは、ミニ・キエーロと庭土を使うことで、ほとんど出なくなったそうです。

ミニキエーロの仕組みを利用して自作している方もいます
東地域のお宅では、ミニ・キエーロの仕組みを利用して、大きめのプラスチック製の容器を自分で改良して使っています。
ミニ・キエーロと併用して使い、ご家庭から出るほとんどの生ごみが処理できているそうです。
また、どのような生ごみをどれくらい入れたかをノートに記録して取り組んでいただいています。

事業所(幼児教室)でもやっています
富士見台第三団地内の幼児教室「風の子」でもミニ・キエーロを設置しています。
誕生会などの調理保育で出た生ごみを入れています。
こまめに混ぜて、土もとても良い状態を保っています。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 ごみ減量課 清掃係
住所:186-8501 国立市富士見台2-47-1 国立市役所1階(17番窓口)
市役所のご案内
電話:042-576-2119(直通)、042-576-2111(内線:141、142、143、149)
ファクス:042-576-0264
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更新日:2023年06月30日