〈図書室のつどい〉『日本の動物絵画史』―「心」と「造形」からみえてくるもの―

更新日:2024年04月05日

お話 金子信久(府中市美術館)

古代から近代まで、日本では多くの動物が絵画に描かれてきました。古墳の壁画、仏教画、禅画、屏風画など、一度はみなさんも目にした絵があるのではないのでしょうか。
著者の金子さんは、「一つの国でこんなにも色々な動物の絵が描かれたということは、間違いなく日本の特徴である」とおっしゃいます。
今回の図書室のつどいでは、時代背景と照らし合わせながら、動物絵画が描かれてきた理由や、どのように描かれてきたかという視点を交え、金子さんにお話しいただきます。「鳥獣(ちょうじゅう)戯画(ぎが)」から伊藤若冲(じゃくちゅう)円山応挙(まるやまおうきょ)長沢蘆(ながさわろ)(せつ)、徳川家光などの絵を鑑賞しながら、古代から動物絵画を描いてきた人々の心や、それを大切にしてきた人々の心に思いを馳せてみませんか。

〈金子さんの本〉
表題作(NHK出版新書)、『日本美術全集14若冲・応挙、みやこの奇想』(共著、小学館)、『もっと知りたい長沢蘆雪』(東京美術)、『江戸かわいい動物』(講談社)ほか。

とき

5月25日(土曜日)午前10時から12時

ところ 公民館 地下ホール
定員 60名(申込先着順)
申込先 4月12日(金曜日)午前9時から
電話または下記申込フォームより申込
公民館電話042(572)5141