食品ロスを削減しましょう
食品ロスについて知ろう
食品ロスとは?
生ごみのうち、賞味期限を超えた食品や食べ残しなど、まだ食べられるものを捨ててしまうことを「食品ロス」と呼びます。日本では、年間2,842万tの生ごみが発生していますが、そのうち「食品ロス」は646万tほどあるとみられています。これは、世界で飢餓に苦しむ人々に対する年間食糧援助量の約2倍にあたる量です。
日本の食糧自給率(カロリーベース)は38%と、大半を輸入に頼っている一方で、食べられるものを大量に捨てているのが現実です。
いま、世界全体で、環境問題や資源の持続性の観点から「食品ロス」の削減を行う動きが進んでいます。
国立市では、毎日茶わん約7万6,000杯の食品ロスが発生?
日本全体の年間の食品ロス(646万t)は国民1人1日あたりの量に換算すると、約139g、茶わん1杯分のごはんの量に相当します。これを国立市民の人数で換算すると、1日あたり茶わん7万6,000杯、 重量にして10.5tの量になります。
「食品ロス」の約半分が家庭から発生しています
食品ロスの発生場所は、事業所からが55%、家庭からが45%です。それぞれ次のような理由から、食品ロスが発生しています。
事業所から:規格外品(生産や包装のミス)、返品、売れ残りや食べ残しなど
家庭から:食べ残し、料理のつくりすぎ、期限超過や食べられる部分の過剰除去(皮のむき過ぎ、葉やヘタの廃棄など)
食品ロスの全体像
国立市で収集した食品ロスの例
食品ロスを削減するための工夫
日々のちょっとした心がけで食品ロスを減らすことができます。
以下に食品ロスを減らすための工夫・心がけを紹介します。
「3ない運動」を実践しましょう
買い物、料理、食事のときは、「買いすぎない」「作り過ぎない」「食べ残さない」を意識しましょう。
特売だからと、ついつい買い過ぎていませんか? つくり過ぎて、冷蔵庫で忘れられている料理はありませんか?
食材を適切に保存し、期限管理を行いましょう
賞味期限と消費期限の違いを理解して捨てる判断をすること、食材の適切な保存方法を調べることを実践しましょう。
賞味期限とは?
おいしく食べることができる期限です。この期限を過ぎても、もう食べられないということではありません。期限を過ぎてしまったものは、見た目やにおいで個別に判断してください。
例) お菓子、加工品、レトルト食品など
消費期限とは?
期限を過ぎたら、食べることを控えたほうがよい期限です。期限を過ぎたものは、食べないほうが安全です。
例)惣菜、加工品、レトルト食品など
食材の鮮度、品質への過度な意識を見直しましょう
スーパーなどで買い物をする際、すぐ食べるものは棚の手前 ( 賞味期限の近いもの ) から取るようにすると、 小売店の期限切れによる食品ロス削減に協力できます。
外食時は適量注文を心がけましょう
ごはんの小盛りなど、自分の食べられる量に合わせて注文をしましょう。
食べきれないもののうち、持ち帰ることができるものは、お店に確認してみましょう。( 持ち帰り後は自己責任で消費しましょう )
苦手、または食べられない具材ははずしてもらえるか、注文の際に確認してみましょう。
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