〈平和講座〉家族たちの戦争ー沖縄戦司令官の孫に生まれてー
講師 牛島貞満(元小学校教諭)
公民館の今年度の平和講座は、「家族たちの戦争」をテーマに、戦争と平和について考える連続講座です。第1回は、太平洋戦争当時日本軍を率いた軍人の家族として、過去と現在に向き合い続ける牛島貞満さんにお話を伺います。
牛島さんは、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本陸軍(第32軍司令部)を率いた牛島満中将(1887から1945年)の孫として生まれました。「優しくて立派な人」と語られていた祖父。一方で、本土決戦を信じ、沖縄本島南部への撤退と持久戦を決断し、多くの命を失わせてしまった祖父。
沖縄戦では「鉄の暴風」と呼ばれる艦砲射撃や集団自決により、県民の4人に1人が命を落としました。牛島さんは沖縄戦の現実を知るために祖父の足跡を訪ね、平和学習や首里城の地下にかつて置かれた第32軍司令部壕の保存・公開活動に尽力されてきました。当日は家族が経験した戦争や、平和学習への思いを伺います。
(平和講座の第2回目以降につきましては、詳細が決まり次第、公民館だより及びホームページにて告知いたします。)
〈牛島さんの本〉
『首里城地下 第32軍司令部壕』(高文研)
とき | 8月31日(土曜日)午後2時から4時 |
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ところ | 公民館 地下ホール |
定員 | 70名(申込先着順) |
申込先 |
8月9日(金曜日)午後9時 |
【申込フォーム】〈平和講座〉家族たちの戦争ー沖縄戦司令官の孫に生まれてー
更新日:2024年08月14日