〈子育て短歌入門講座〉子育ての日々を三十一音で語り合おう

講師 花山(はなやま)周子(しゅうこ)(歌人、装幀家)

 子育ての日々は目まぐるしく、毎日があっという間。
 でもそんな日々の中で、子どもとの”このできごとを記憶に残しておきたい””この気持ちをずっと覚えておきたい”と感じる瞬間も多いのではないでしょうか。そんな思いを三十一音の短歌に込めてみませんか。
 短歌なんて学校の授業以来やったことがないし、作れるのか不安……という方でも大丈夫！まずは5音と7音のリズム遊びから始め、楽しみながら短歌の世界へと入っていきます。講師の花山さんは歌人であり、子育て中のお母さんでもあります。短歌を通して、花山さんや参加者の皆さん同士で子育て中の思いを共有し合い、創作する楽しさを味わってみませんか。
 なお、保護者が学んでいる間、お子さんを公民館保育室であずかる仕組みがあります。保育室は、公民館で学ぶ大人の学びを支え、保育室で過ごす子どもにとってもより豊かな生活、成長の場となることを目指して運営しています。

【保育について】

☆昨年度の講座参加者の感想(一部抜粋)
・日々の生活に追われ、何かをゆっくりと考えることが少なくなっていたが、子育ての今しか見られないシーンをゆっくりと歌にしてみることで、とても記憶に残るものになったと思う。
・新しい世界が広がったような気がします。子どもから離れて集中して学ぶことができ、改めて学ぶことの楽しさを感じました。
・歌にしようと考えると子どもの行動を以前よりよく観察するようになりました。保育室を利用して子どもと離れる時間をもてたことがとてもよいリフレッシュになりました。
・短歌はハードルが高くて不安でしたが、先生が優しく教えてくださり、楽しく講座を受講できました。日常生活でも、ふと57577…と考えることがあり、講座が終わった後も思いついた歌を残していきたいと思いました。