〈平和講座〉家族たちの戦争(第2回) 総動員の戦時下と「美談」

更新日:2024年10月03日

講 師 重信(しげのぶ) 幸彦(ゆきひこ)(北九州市平和のまちミュージアム館長)

 「兵隊さんのために」と働いて献金する子どもたち、戦死した夫を誇りながら幼子を育てる“軍国の母”、戦地の兵士を「お兄さま」と呼び武運を祈る少女たちの手紙……。満州事変から日中戦争へと続く戦時下の日常=銃後では、プロパガンダを意図した美談がさまざまな団体によって作られ、新聞や雑誌は「愛国の物語」にあふれていました。
 戦争に向けて、モノ、ヒト、コトバが一つの方向性を与えられていこうとしていた時代。美談にあらわされた戦時下の空気を読み取り、人々の「善意」を介した暴力・動員の実態についてお話いただきます。

〈重信さんの本〉『みんなで戦争―銃後美談と動員のフォークロア』(青弓社)ほか

とき 11月9日(土曜日)午後2時から4時
ところ 公民館 3階講座室
定員 30名(申込先着順)
申込先 10月11日(金曜日)午前9時から
電話または下記フォームより申込

 

総動員の戦時下と「美談」チラシ

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