シリーズ〈戦後80年〉台湾生まれの日本人「湾生(わんせい)」の軌跡

お話 新元 久(元・明治製菓職員開発研究所主席研究員)
コーディネーター 原口直希(東京大学大学院博士後期課程/日本学術振興会特別研究員DC1)
日本統治下の台湾で生まれ育ち、戦後日本に引き揚げてきた「湾生」のことを知っていますか?
新元久さんは1931年に台南で生まれ、14歳まで台湾で過ごしました。サトウキビ畑で過ごした幼年時代、台北に移ってから少年時代を過ごした活気ある街並み……。しかし、日本の敗戦により状況は一変します。
今回は、今年1月に開催した「日本統治期台湾文化史に見る台湾人の足跡」講師の原口直希さんを聴き手に、少年時代を過ごした往時の台湾、空腹とたたかった引き揚げ船のこと、日本に戻ってからの生活などについてお話いただきます。新元さんは「きのこの山」の開発者としても著名な方ですが、その開発には台湾での思い出も深くかかわっているそうです。
「湾生」の生の声を伺うことで当時を知り、戦争と平和について考える講座にしたいと思います。
とき | 8月9日(土曜日)午後1時半から4時半 |
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ところ | 公民館 地下ホール |
定員 | 70名(申込先着順) |
申込先 |
7月9日(水曜日)午前9時から |
更新日:2025年07月03日