〈図書室のつどい〉『対岸の家事』

更新日:2025年08月01日

お話 (あけ)() 帰子(かえるこ)(小説家)

「家事」で孤独やモヤモヤを感じたことはありませんか?

『対岸の家事』は、専業主婦の主人公が、ワーキングマザーや育休パパ等、自分とは異なる考え方を持つ「対岸にいる人達」との交流を通し、それぞれが家事という「終わりなき仕事」に奮闘する姿を描いた物語。2025年4月ドラマ化され、多くの人の共感を呼んだ作品です。作者の朱野さんは、徹底した取材から「働くとは何か」を描く「労働小説」の書き手。朱野さんの後輩が、「家事は仕事じゃない」と言われたことがきっかけでこの作品が生まれました。

 家事は、誰にでもできる簡単な仕事なのでしょうか? 今回のつどいで、朱野さんに作品へ込めた想い等を伺いながら、生きていく以上誰かがやらなくてはならない「家事」について改めて考えて共有し合うことで、それぞれの日々が少しだけ前向きになるはず!

〈朱野さんの本〉
表題作(講談社文庫)、「わたし、定時で帰ります。」(新潮文庫)、「海に降る」(幻冬舎文庫)ほか

とき 9月7日(日曜日)午前10時から12時
ところ 公民館 地下ホール
定員 70名(申込先着順)
申込先 8月14日(木曜日)午前9時から
電話または下記フォームより申込
公民館電話:042-572-5141

 

図書室のつどい 対岸の家事 ちらし