〈図書室のつどい〉『対岸の家事』
お話 朱野 帰子(小説家)
「家事」で孤独やモヤモヤを感じたことはありませんか?
『対岸の家事』は、専業主婦の主人公が、ワーキングマザーや育休パパ等、自分とは異なる考え方を持つ「対岸にいる人達」との交流を通し、それぞれが家事という「終わりなき仕事」に奮闘する姿を描いた物語。2025年4月ドラマ化され、多くの人の共感を呼んだ作品です。作者の朱野さんは、徹底した取材から「働くとは何か」を描く「労働小説」の書き手。朱野さんの後輩が、「家事は仕事じゃない」と言われたことがきっかけでこの作品が生まれました。
家事は、誰にでもできる簡単な仕事なのでしょうか? 今回のつどいで、朱野さんに作品へ込めた想い等を伺いながら、生きていく以上誰かがやらなくてはならない「家事」について改めて考えて共有し合うことで、それぞれの日々が少しだけ前向きになるはず!
〈朱野さんの本〉
表題作(講談社文庫)、「わたし、定時で帰ります。」(新潮文庫)、「海に降る」(幻冬舎文庫)ほか
とき | 9月7日(日曜日)午前10時から12時 |
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ところ | 公民館 地下ホール |
定員 | 70名(申込先着順) |
申込先 | 8月14日(木曜日)午前9時から 電話または下記フォームより申込 公民館電話:042-572-5141 |

更新日:2025年08月01日