〈シリーズ戦後80年〉語り継ぐ戦争―被爆者からあなたに、戦後80年をこえて―

更新日:2025年12月26日

 2024年、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞しました。日本被団協が結成されたのは1956年。ビキニ環礁水爆実験による第五福竜丸の被爆を受け、原水爆禁止運動が全国に拡大したことがきっかけでした。ふたたび被爆者をつくらないことを願い、被爆者自ら傷ついた心と身体をさらけ出し、世界に向けて声を上げたのです。
 太平洋戦争末期に投下された原爆は、一瞬にして広島と長崎を死の街に変えました。「人間として死ぬことも、人間らしく生きることも許」されない(『原爆被害者の基本要求』)、想像を絶する経験。戦後80年を迎え被爆者の声を直接聞くことが難しくなりつつあるいま、被爆者たちの苦しみと、そこから生まれた“ノーモア・ヒバクシャ”の願いを、わたしたちはどう受け止め、未来へつないでいくことができるのでしょうか。
 今回は、長年被爆者調査やその運動に関わり、いま、残された史料の保存・活用に携わる栗原さん、継承に向き合ってきた被爆三世の中尾さん、国立市伝承者活動のアドバイザーでもある根本さん、他に継承する会スタッフとして活動する伝承者もお招きし、連続講座を開催します。被爆者の手記をもとに体験に触れ、日本被団協のあゆみを知る中で、私たちができることを考えるヒントを得る機会としたいと思います。

◆第1回:1月25日(日曜日)「被爆者の『体験』に触れる――記録から考える」

◆第2回:2月15日(日曜日)「日本被団協が求めてきたもの――運動の足跡から考える」

◆第3回:3月1日(日曜日)「戦争をしない・させないために――いま〈継承〉を考える」

講師 栗原淑江、中尾詩織(NPO法人ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会)
コーディネーター 根本雅也(一橋大学)
とき すべて午後2時から4時
ところ 公民館 3階講座室
定員 30名(申込先着順)
費用

テキスト代実費:680円(岩波ブックレット『被爆者からあなたに―いま伝えたいこと』)
(注)公民館で事前にご購入いただけます。

申込先

1月8日(木曜日)午前9時から
公民館まで電話または下記申込フォームより
公民館電話:042-572-5141