〈作家と作品〉作家から見つめる韓国現代文学

更新日:2024年07月03日

定員に達したため、申込受付を終了いたしました。
台風の影響を考慮し、第2回以降の日程を変更いたしました。ご参加予定の方は日程をご確認いただくようお願いいたします。(変更になった日程は赤字で表記しています。)(8/30更新)

講師 小山内(おさない)園子(そのこ)(韓日翻訳者)

 韓国文学を連続講座で味わってみませんか?社会現象になった『82年生まれ、キム・ジヨン』以外にも、韓国文学には様々な魅力を持った作品が数多くあります。
 今回は、これまで多くの韓国文学の翻訳を手がけてきた小山内さんに作家や作品、その背景などについてお話しいただきます。

第1回 「人の弱さ」を描く
とき 7月28日(日曜日)午後2時から4時
チョ・ナムジュの作品を通じて、女性、子ども、競争社会での敗者等、弱さの描かれ方を考えます。
〈取り上げる作品〉チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、『私たちが記したもの』、『耳をすませば』など

第2回 文学とフェミニズム
とき 9月28日(土曜日)午後2時から4時
韓国フェミニズムの勃興とともに描かれ始めた「女性たちの叙事」と、その特徴について、カン・ファギルの作品を中心にお話を伺います。
〈取り上げる作品〉カン・ファギル『別の人』、『大丈夫な人』、『大仏ホテルの幽霊』

第3回 韓国ティーンズの小説の魅力
とき 10月26日(土曜日)午後2時から4時
社会の矛盾をまっすぐなまなざしで見つめるティーンズ小説は、韓国のティーンだけでなく大人も魅了しています。その味わい方をお伝えします。
〈取り上げる作品〉イ・ヒヨン『ペイント』、ソン・ウォンピョン『アーモンド』、チョ・ナムジュ『ミカンの味』

第4回 絶望から希望を探す韓国文学
とき 11月30日(土曜日)午後2時から4時
激動の歴史や困難な社会問題を見つめる一方で、絶望しきらないところが韓国文学の魅力の一つでもあります。シリーズのまとめとして、チョン・セランの作品を中心に韓国現代文学の楽しみ方を改めてお伝えします。
〈取り上げる作品〉チョン・セラン『屋上で会いましょう』、『フィフティ・ピープル』

 

ところ 公民館 3階講座室
(注)第3回のみ地下音楽室
定員 30名(申込先着順)
申込先

7月10日(水曜日)午前9時から
電話、または下記の申込フォームよりお申込みください。
公民館電話042(572)5141

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教育委員会 教育部 公民館



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