〈図書室のつどい〉「『働けない』をとことん考えてみた。」
お話 栗田 隆子(文筆家)
働かない、働けない、働きたくない……。「“普通”の働き方」ってなんだろう? 就職氷河期世代に生まれ、不登校、職場のハラスメント、うつと休職、非正規雇用、生活保護、ご本人いわく「順調に失敗」してきた栗田さん。
労働をめぐる法制度の変遷、有償労働と無償労働、働かないことで愛され地位も名声も得る「怠け者列伝」(ブッダや寅さん、ムーミンのスナフキンなど)に女性が名を連ねないのはなぜか……。“普通”に働くことを模索した独身女性としてのみずからの経験を縦糸に、労働にまつわる法や制度・社会的課題などを絡ませ、労働モデルで“普通”とされるマジョリティ(日本人男性、日本語話者、健常者、異性愛者など)の働き方も問い直す。「煮え切らぬ思いの中で仕事をしているあなた」に向けたメッセージ。
〈栗田さんの本〉
表題作(平凡社)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)、『呻きから始まる―祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)ほか
とき | 7月6日(日曜日)午後2時から4時 |
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ところ | 公民館 3階講座室 |
定員 | 35名(申込先着順) |
申込先 |
6月10日(火曜日)午前9時から |
【申込フォーム】〈図書室のつどい〉「『働けない』をとことん考えてみた。」

更新日:2025年06月03日