〈図書室のつどい〉学びを支える民主主義のかたち
お話 荒井文昭 (東京都立大学名誉教授、多摩住民自治研究所理事長、自治体問題研究所理事)
今月は「教育」をテーマにした本を取り上げます。今回お招きする荒井文昭さんは、「だれが教育を決めるのか」をテーマに実践的・理論的な研究をされてきました。
荒井さんによれば、教育とは本来、学ぶ側が本当に学びたいと思えるものに出会い、自由に話しあい、試行錯誤を重ねて、他者と学びあう営みであり、その実現には教育職員の専門性に基づく自律的な教育活動が欠かせません。しかし、現在の教育現場は「民意」の名のもとに統制の強化が進められてきたと指摘します。今回は、荒井さんの近著の研究成果をもとに、教育をめぐる諸課題と自律的な教育活動を支える民主主義のあり方を考えます。
〈荒井さんの本〉
『教育の自律性と教育政治』、『教育管理職人事と教育政治』(ともに大月書店)など多数。
とき | 11月22日(土曜日)午前10時から12時 |
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ところ | 公民館 3階講座室 |
定員 | 35名(申込先着順) |
申込先 | 10月9日(木曜日)午前9時から 公民館へ電話または下記申込フォームより 公民館電話 042(572)5141 |
更新日:2025年10月03日