がん検診を受けよう
がん検診とは
1.がん検診の目的:早期発見・早期治療によりがんで死亡するリスクを減らすことです。
2.がん検診の対象者:症状がない方。推奨される対象年齢があります。
がんは、早期発見・早期治療による5年後の生存率が90%以上(注)であることが分かっていますが、早期のうちはほとんど自覚症状がありません。がん検診では、症状がない早期のうちにがんを発見し、治療につなげることを目的としていることから、検診の対象者は「症状がない方」になります。
(注)地域がん登録における5年相対生存率((公財)がん研究振興財団「がんの統計2024」より2009から2011年診断例)より参照しています。
3.国が推奨する5つのがん検診について
これらのがん検診は、国が推奨する対策型がん検診(死亡するリスクを減らせることが科学的に証明されている検診)です。
種類 | 検査内容 | 対象年齢 | 受診間隔 |
胃がん検診 (エックス線検査) |
バリウムによる撮影 |
40歳以上 | 1年に 1回 |
胃がん検診 (内視鏡検査) |
内視鏡(胃カメラ)による撮影 |
50歳以上 |
2年に 1回 |
肺がん検診 |
2方向からの胸部エックス線 検査 |
40歳以上 (注)50歳以上で喫煙指数 600以上の方は喀痰検査も実施 |
1年に 1回 |
大腸がん検診 |
便潜血反応 (2日法) |
40歳以上 |
1年に 1回 |
乳がん検診 | 乳房エックス線検査 | 40歳以上(女性) |
2年に 1回 |
子宮頸がん検診 | 細胞診・視診・内診 | 20歳以上(女性) |
2年に 1回 |
4.がん検診にはメリット・デメリットがあります
メリット
・がんにより死亡するリスクを減らすことができます。
・身体に負担の少ない治療ですませることができます。
デメリット
・がんが必ず見つかるわけではありません。
・がんではないのに「がんの疑いがある」と判定されてしまったりなどと、結果的に
不必要な検査や治療を招く可能性があります。
・偶発症(ごくまれに検診により事故がおこること)のリスクがあります。
など
お申込みについて
ホームページからがん検診のお申込みをご希望される方は下記をクリックしてください。
下記はご利用いただけない機種依存文字の一覧です。ご注意ください。
がん検診申込用フォームをご利用にならない場合
電話または、各がん検診の詳細ページをご確認ください。
がん検診専用電話番号 042-505-7030 (平日午前8時30分から午後5時まで)
市報くにたち令和7年3月20日号に案内を掲載しています。
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更新日:2025年04月22日