公共施設保全計画改定版(令和3年3月)

更新日:2023年07月04日

国立市公共施設保全計画(技術的見地からの建築物のあるべき保全)について

国立市の公共施設は、昭和40年代から50年代にかけて建設されたものが多く、老朽化が進んでおり、大規模改修や建替えによる対策が必要な時期を迎えています。
このことに対して、国立市では公共施設の適正管理と有効活用を図るため、平成23年度に「国立市公共施設白書」を作成し、また、平成24年度に「国立市公共施設マネジメント基本方針」を策定しました。
この基本方針を具体的に推進するためには、公共施設の老朽化状況を詳細に把握する必要がありました。そこで、構造躯体の健全性の評価、構造躯体以外の劣化状況調査を実施し、主に技術的視点から平成27年5月に「国立市公共施設保全計画」を策定しました。
本計画では、上記の調査結果を踏まえ、保全に係る各種基準を設定することにより、各施設ごとの修繕・改修及び建て替えの時期を明らかにするとともに、概算のコストを試算しています。そして、限られた財源の中で、利用者が安心して公共施設を利用できるよう計画的に保全を行っていくため、保全の優先順位付けを行い、財政負担の平準化を図った計画を策定しました。本計画は技術的見地からの建築物のあるべき保全について検討したもので、各年度に実施する工事は予算編成の中で決定していきます。

また、本計画を策定することにより、公共施設の保全には莫大なコストが必要となることが明らかになりました。国立市を取り巻く状況を鑑みると、全ての公共施設の既存の規模で建替えていくことは困難です。今後、必要な行政サービスを維持・向上していくために、公共施設の用途変更や複合化、統廃合も視野に入れた「公共施設再編計画」へつなげてまいります。

「国立市公共施設保全計画」を改定しました(令和3年3月)

本計画は、平成27年5月に策定した「国立市公共施設保全計画」の改定版です。

改めて公共施設の状況を調査し、各種データの更新を行いました。

本計画の内容は、これからの公共施設のあり方を検討していくための基礎資料として活用します。

この記事に関するお問い合わせ先

行政管理部 建築営繕課 建築営繕係



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